短編から長編まで、多彩なジャンルのフィクションが揃っています。破滅派らしい物語をお楽しみください。
画商を営む主人公が出張で訪れた東京で遭遇する「少し不思議」な体験。 それが、以後の人生観を変えかねない「奇跡」に繋がる物語です。
彼女が沈んでいた沼とは、本当に沼だったのだろうか。
おれは必死に、『砂で作られた壁』、を見上げる。そして空中で分解された蟻の巣を思い出す。脳裡にはギターの香りを吹いたばかりのカプセルが散乱している。昆虫らしい顔色と音……。香りのような雰囲気……。…
年の瀬ですね。外出たら雨降ってて萎えました。
合評会2025年1月参加作品。クリエイターはマカーというのが一般的なイメージっぽいですが、私的観測だと8割以上はWindowsですね。
(気持ち悪いからこそ真正面から書いたのです)
一枚の嘘がすべてのオセロを白へと変える。 主格不明、真偽不明、時系列不明の虎のお話。
ひろし君が僕のクラスに転校してきたのは5月頃でした。クラスは転校生のひろし君の話題でもちきりになりました。趣味、好きな漫画、特技、前に住んでいた場所など、さまざまな質問がひろし君に向けられました…
分割しました。1
2024年9月合評会『世界の終わりと白のワンピース』に昔書いてやつを改稿して提出しようと思ってたのだけど、やんごとなき事情で改稿めんどくせえなあってなって不参加となりましたが、読み直したらお題に…
これまで合評会の公募にブラックジョーク的なもの、純愛ものを書きましたが、今度はホラーを一つ書いてみました。電車の中でトラブルになった相手に尾行される話です。
誰かのモノだというだけで欲情するし、発情する。それはどうしようもない事で、誰かのモノであるあなたを今、自分の手で口で支配しようとしている自分にまた欲情して… 発情する 「生活が大変なの?」 「え…
小菅の銭座で働いている次郎吉は、銭座から自宅がある五兵衛新田への帰り道、綾瀬川にかかる伊藤谷橋のたもとに大きな口をひん曲げて橋の欄干に両手をついてぼんやりと綾瀬川を眺めている男を見た。総髪を綺麗…
被害者の家族。加害者の家族。どちらが不幸か比べることはできるのでしょうか? 読んだ後、少しでも考えて貰えると幸いです。
書いては消し書いては消しで長らくほったらかされていたやつです。
女性一人称が難しくて妥協して三人称になりました。
三島由紀夫の『仮面の告白』を読んで共感する部分があり、そこから連想されることを思いつくままに書きました。人に読んでもらうというより、自己内省のつもりで書いていたので、少し読みづらいところがあると…
神とは決して完璧ではない。それだけは理解して呉れ。
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