手品みたいな何か

名探偵破滅派『死と奇術師』応募作品

曾根崎十三

エセー

676文字

「死と奇術師」の名探偵になるために提出しましたがまるで分かりません。

カタカナの登場人物の名前を覚えるのが苦手なので人がたくさん出てきて焦った。いきなり知らない人が出てきた時に「え? 既出? 初出?」といちいち混乱しつつ読んだ。昔懐かしい古典的な書き口だけど最近の作品なのか、等思いつつ、挑戦状で求められている謎解きは2つ。

 

・誰がどうやってリーズ博士を殺したのか?

まるでわからない。

ただ、奇術師の探偵が当然のように出てきているのだから手品みたいなトリックがあるんじゃないかと思う。死体を発見した時、実は犯人はまだ部屋の中に隠れていたとか? グラスとメモを持って行ったのはなぜなのか。小説家の不倫相手がリディアで、それが分かるような内容があったとか? いや、電話したのはフロイドだからそんなわけない。なぜなんだろう。なぜなんでしょうねぇ。メモの内容を見られたくないのが動機なら、殺しちゃったら電話の話の内容を聞かれてバレるので意味ないし、密室で姿を隠す仕掛けを作るのに使ったとか? いや、本当にわかんないんですよ。ノー勉で試験を受けるみたいな気持ち。

 

・誰がどうやってピートを殺したのか?

まるでわからない。

ただ、物凄い力で首を絞められていたようなので、紐をエレベーターの外のどこかしらに引っ掛けてそのままエレベーターを動かせば物凄い力で首を絞めるのは可能だと思う。物凄い力=エレベーター。銃声に皆が気を取られてる間に仕込んだのだろう。誰がだろうか。まぁ誰かしらがやったのだ。エレベーターに締め上げさせれば女でも犯行可能。可能性が広がった。広がってしまった。

とりあえずリディアは何か怪しいので関係あると思う。以上!

2023年6月18日公開

© 2023 曾根崎十三

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