冷めたお茶呑んだお星様
あじさい見てるさっきからずっと座ってる
部屋の押し入れで目をぱちくりさせてる
誘ってみたらいいんじゃない
肘をつまんで連れてきたらいいんじゃない
足場が悪いベッドの朝の道がんばる
笑いあって枝を集める 火をつけて
白い陽光のなか煙あげて打ち上げる
夜は電車の工場の音混じる貨物列車の風とともに
お星様がすうっと優しく体を刈りこんでいく
待っていたんじゃない
今日じゃなかったんじゃない
明日か昨日のことだったんじゃない
大きな かぶら かしら
音頭 どんどん
川原は とぎれとぎれ
薄い空白い水面
向こう側から 立ち枯れて
少し上って 六十七歩
お星様の家 あじさい 煙る
へるくつら てんら! すきとおる ふぁんふぁあれ
オーストワナ ハナバナ 星たちすべての水辺に反射して住みついて
へるくつら てんら! すきとおる ふぁんふぁあれ
オーストワナ ハナバナ 魚たち星たちから夜空まで追い出された
またね 足踏み送り仮名の練習にして またね
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