春画と言えば浮世絵。浮世絵と言えば歌舞伎。卯月の空に桜散り、春宵、猫の恋泣きを聞き、独り酒を酌みつつ悦楽の妄想モードに突入するのであります。2018年4月合評会参加作品。
紙に刷られないテキストの流通量は次第に増えている。あなたのテキストは「なまのまま」でも大丈夫だろうか。紙に刷られることを前提とした「レイアウト」があなたのテキストの価値を支えているのだとしたら、…
※2015年初頭に書いた作品(未公開)を手直しした。 ※作中会話等の一部は作者・その親戚や友人の体験を含んでいる。 ※2015年11月6日、「小説家になろう」より削除される。
ゼロで割ってはいけないと教わった。どうしてかは誰も教えてくれなかった。
エメーリャエンコ・モロゾフが幼少期に書いた散文の翻訳です。
知らないルールは守れないんです。ちなみにUber Eatsは使ったことありません。
怪獣が懐柔して晦渋。 ない頭を振り絞ってUber EATSについて懸命に考えていたら思いついた。
2018年度11月度合評会『平成歌謡大全集』応募作品です。安室奈美恵『CAN YOU CELEBRATE?』(1997年:平成9年2月19日リリース)平成の歌姫に捧げる無償の愛が殺伐とした荒野を…
スピリタスのニュースを見て思いついてたんですけども、書くまでに随分と時間がかかりました。とてもかかりました。
森林限界の辺縁にすまう人々にとって春とともに山を登り、冬とともに山を降りる交易びとは特別だ。かれも例外ではなかった。
参照作品『軽蔑』(監督ジャン=リュック・ゴダール、1963年 やや倦怠気味の女優と脚本家の夫婦がプロデューサーに招かれイタリアのカプリ島に赴くが、二人の関係は徐々に悪化の道をたどる。プロデュー…
百合の蕾に百合の花咲く、なにごとのふしぎなけれど。
私小説風青春ライトノベル。2018年9月合評会「嘘だと思って読んでください」参加作品。
鱒はマスと読みます。 かったるい年末年始の話となります。
作品集『二十四のひとり』収録作。合評会2016年12月(テーマ「スポーツエリートがグレたあと恩師と再会し、『戻ってこい』と言われた」)応募作。
カルト教団に属していた男の顛末記。 教祖の命で犯罪を犯した過去を持つ男が長い逃亡の末、罪の意識に苛まれ自殺を試みる。
本当は「笑いの文学」を志向しているのですが、まじめくさったものになってしまいました。