2021年1月合評会参加作品。お題は「初〇〇」「〇〇初め」「〇〇始め」
講談師に憧れて上京したマミと、高校の親友だったミサト。初舞台を踏むマミを観てミサトは何者にもなりきれていない、受験に臨む自分の状況に焦る。青春の日々を講談を交えて語った実験的掌編。
初めて書いた詩です。よろしくお願いいたします。
誰でも思うこの感情……、男もそれを思ってただ普通に過ぎる1日なはずだった。
死んだ後に汚した清掃代が請求されるのかは、知りません
妻の納骨が終わった夜、私は一人海岸を歩いていた。 人のいない砂浜で、打ち上げられるような形でそれは居た。 妻が、人魚の形でそこに居た。 「おまえ、帰ってきたのか」 「ちがうわ、私はあなたを知らな…
鱒はマスと読みます。 かったるい年末年始の話となります。
ちょっと遅れましたがクリスマスプレゼントです。
諏訪真さんの『クリスマスプレゼント』https://hametuha.com/novel/52046/ に触発され、昔書いた作品を思い出し、手を入れてみました。 持っていき場のない子…
人が人に物を贈っているのを見るのも、そして必要なときに受け取れないのも、全部不愉快だった。
冬になると思い出す、身を焼くようなあの甘酸い儀式の記憶。僕は淳(ジュン)。中学二年生。特技は書道。今年もお父さんの実家にやってきた。お年玉目当てというのは表向きの動機。誰にでも秘密はある。こんな…
スマホでポチポチ書きました。しんどかったです。
二〇二〇年の四月に書いたものです。 いつか状況がよくなって、あんなこともあったねと言えるようになってから公開しようと思っていたのですが、やっぱり公開することにしました。
パンケーキ好きなおじさんが宰相になると、いろいろ大変ですよね。そんな小話です。
いつ いま いつのいま むかしのいまといまはいま この体なの ううんじつはちがう じゃあだめじゃん でも知っていてね うんいつかうまれるの そうだよ でもいまではない そうこのいまではない…
1月合評会応募作品です。牧歌的な作品に仕上がっていると思います。読んでくださるとうれしいです。コメントくださるとなお嬉しいです。
母の見舞いの途中、ふと昔を思い出した。
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