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落選作
そのとき時計は3時30分を示していて、会社に戻りたくない僕はネットカフェで時間を潰すことにした 「当店の会員証はお持ちですか?」 「あ、いえ」 「今日、身分を証明出来るもの、何かお持ちですか?」…
男友達と飲みに行ったときに恋愛の話しになった 「女の人ってやっぱり好きな男の人とするセックスはよりカンジたりするんですか?」 「うーん…」 「っていうか感情が入ったほうが濡れたりとかするんじゃな…
幕末に新政府軍によって作られたテロ集団に「赤報隊」というのがありました。その赤報隊の一員に、私が住む鎌ケ谷市の佐津間(江戸時代は佐津間村として独立していました)出身の渋谷総司がいました。 &nb…
ex. 秘密のアッコちゃん[TM]
ある日店長が私に、 『本指名のお客様は自分を写す鏡だと僕は思うんですよ』 って、言ってきたから私は 「どういう意味ですか?」 って、聞き返した 本指名っていうのは一度接客されたコンパニオンに再度…
ひきこもりが河川敷で暮らし始めてから三週間。徐々になじんでいたところ、新たに若きタイ人の存在が浮かび上がる。
若いころ僕は早く結婚したいと思っていた 家庭を持ってる男って何かカッコイイって、守るモノがあるって何かカッコイイって、思ってたからだ でも今の僕は… 守るモノなんていらないし、守りたくない …そ…
会社に行くのをやめた。もっと早くこうすればよかった。
会社に行った。ぼくはすぐに部屋を空けなければならないと知った。もらえる金もないことがわかった。
『おまえは性という贈り物で一体何をしたのだ? 失敗だった、と結局は言われるだろう』――カフカは日記の中でそう自問している。「私」の追憶は徐々にあけすけなものになっていき、ミユキとのすべてについて…
壊れてく 空もベンチも街路樹も 愛したあなたの墓標と共に 泡のよに ぱちり弾けてきえてゆく さみしい恋にさよならをする 捨ててきた 命のかけらを掻き集め きみに会うま…
自殺を図った父は発見が早かったおかげで一命を取り留めたが、僕はそんな父の所業がゆるせなかった。ほとんど残っていない祖父の記憶が蘇り、尾古の秘密が明らかになる。
これは、彼と彼女の「8秒間」をめぐる物語。
明日を夢見るより、今をなんとかしろ。
すれ違いは、本当に悲しい結末しか生みません。これは、そのはじまりです。
お互いに好きなのに罪悪感によって別れなければならないと悩む男とそれすら飲み込んで彼を気持ち悪いくらい愛している女の話です。 前日譚の長編もありますが、後日投稿します。
「にごたん」企画より、お気に入りなので。 お題は、「【枯れ尾花】【地域限定と銘打たれた、よくある量産品】【恋とはどんなものかしら】〈ホワイト・ライ〉」 「にごたん」ルール ・【 】内の…
破滅派は同人サークルから出発していまや出版社となりました。
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