尻尾の名残はいらなくはないが、いらなくなったという事実の名残なのかな
秋七月に、摂津国に漁夫有りて、罟を堀江に沈けり。物有りて罟に入る。其の形、児の如し。魚にも非ず、人にも非ず、名けむ所を知らず。(『日本書紀』より)
本当にうわーってなってたよ私は。ただただうわーってなってたよ二か月。
※合評会2021年1月度応募作品。 ゴキブリが久しぶりの自我を感じた刹那……。
THEわれめDEポンが年末年始にやっていたイメージもあってか、麻雀の季語はなんだか、新春って、印象があります。新春麻雀。
名探偵破滅派「神様ゲーム」の多宇加世の推測。こんな私でごめんなさい。
破滅派らしくダークな物を書こうと努力しましたが、なんだか変な物になりました。
昨日まで違う話を考えてたんですけども、今日不意にこれが降りてきまして。だからこれにしました。
素御(すみあ)は、寝台にいた。眠っているようで眠っていないような、そんな作法を素御は持っていた。素御は夢を見ていた。 白い角を持った鹿の胎内にいる夢を。そこには、牡丹が落ちていて、…
YOASOBIに曲にしてもらうべく書きました。
小説すばる2021年2月号にフラッシュフィクション「極端な一部の人」を掲載した記念に別のフラッシュフィクションを書いた。お笑い芸人の晴れの舞台に起きた事件を1,200文字以内にまとめる。
浅草橋の神社のぐうたらな神様と可愛いお稲荷さんの物語です。落語仕立で参ります。2021年1月合評会参加作品。
2021年1月合評会応募作。 計画は無残に破綻した。しかし目的のものは手に入った。芹奈は血だらけの状態で美冬を呼び、彼女の性器へ精子注入を行うが……。
冒頭のところだけ思いついてほったらかしにしていたのをなんとなくつなげました。
2021年1月合評会参加作品。お題は「初〇〇」「〇〇初め」「〇〇始め」
女性一人称が難しくて妥協して三人称になりました。
箱根山にかかる綿雲をぼんやりと眺めながら浮かんできた詩です
講談師に憧れて上京したマミと、高校の親友だったミサト。初舞台を踏むマミを観てミサトは何者にもなりきれていない、受験に臨む自分の状況に焦る。青春の日々を講談を交えて語った実験的掌編。