最終話
好きって何? ちょっと気まぐれでそそっかしい大学生のしおりが、今日もどうしようもないことで苦悩する。女の子はいつだって苦悩する生き物なのだ。
読み切り掌編作品。子供の頃考えていた結婚について、大人の自分がふと思い出したことを書いてみました。
批評でもめた経験がある人は読んでください。
歴史に「もしも」は禁物である。しかし我々はもし過去がああであったならばと想像をしてしまう。この掌編はその一つの回答。 日本はアメリカと戦争をし、そして負けた。もし、負けもせず勝ちもせずにあの戦…
量子力学と朱子学は非常に似ている。「気」を「粒子」とすれば、ほとんどそのままである
人間ってどこまでも難儀な生き物である。言語の不自由さに生きづらさを感じながらも、言語に依存しながら身体を作っていかなければならないのだ。そして、気づいたときには、取り返しもつかないくらいに、いび…
海がテーマだからこういうのも考えていたよ②。
ダーヤヅワム、相憐め。僕はかつて一度 室に鍵がかけられるのをきいたことがあった。 ただ一度だけ 我々は皆自分の牢獄で鍵のことを考える ——T.S.エリオット――
虎は死して皮を留む
近かったようで遠くの存在へ。 親近感は当時のものでも、もう、あの時と同じという訳にはいかない。 2人の時間と気持ちの分岐点。 そんな場面の一幕となっております。
卒業をテーマにした短編小説です。初投稿ですが読んでいただけると幸いです。
習作です。
妻が金魚である。新幹線の中で妻が金魚である。
――黒い教義。 ややグロテスクな表現を含みます。苦手な方はご注意を。
どこまでその夢と現実の差を受け止められるのだろうか
晴天が憎いような日。ここだけが別の世界のように、自分だけが下等な者のように、隣の芝どころかこの世の自分以外のすべてが青く見える。そんなあなたへ。
撞着語法の試作 出会いの春もいいですが、別れの春もありだと思いませんか。