短編から長編まで、多彩なジャンルのフィクションが揃っています。破滅派らしい物語をお楽しみください。
こういうのあるから電車の運転手はキツイなあと思い書きました。
「ああどうしようもない! どうしようもない!」と誰もが叫ぶ街がある。
子宮の中は複雑怪奇な迷路の毛玉か? 肉の壁たちが唾液を求めているのは事実か? 胎児は胎芽と喧嘩をするのか? お前は医療のメスで、台本の無いドラマチックを乗り切ることができるのか?
近かったようで遠くの存在へ。 親近感は当時のものでも、もう、あの時と同じという訳にはいかない。 2人の時間と気持ちの分岐点。 そんな場面の一幕となっております。
花見をしようと友人に誘われて見たそれは――。 ほんのり薔薇風味の作品です。
死体愛好家の話。SSで書いたものをもう少し膨らませてみました。グロテスクな描写が含まれます。苦手な方はご注意ください。
『地球上すべての顧客の満足――サティスファクションに貢献する』というミッションを掲げる超巨大eコマース企業・ヘルメス。ヘルメスの日本法人に勤めるエンジニア・音羽芽衣は、東アジア最大を誇る物流倉庫…
警備員として20年働く「小生」は、自己嫌悪とユーモアが同居する男だ。 家族を心から愛していながら、父らしいことは何ひとつできず、 息子・猿蔵の苦しみに寄り添うことすら避けてきた。 自身を“…
存在しないことになっている僕のプロポーズ。一週間後に灰になる町。 真実を欲した彼女に、僕は最も残酷な「本当」を差し出す。 観測し続ける落書きの独学者が描く、終末の純愛掌編。
「エリンギ」と言えば桑田佳祐。キノコ業界では常識だそうです。7月合評会応募作。
白橡色のベイサイドを、男と女はそれぞれ何を見ていたのか。
回想と酔いどれのモノローグ。大衆酒場につどう大学生たち。疎外感を覚えるボク。にわかに昂ぶる帰宅欲。折しも肥満のトリック・スター、東真一郎が登場。東は酒の酔いにまかせて由無し事を言いふらす。ボクは…
私の日常。書きたいことも書けず。何がしたいのか、それを探している間は、と言い訳をしながら繰り返す日々。あ、あなたもですか?
はじめての。独りでできた。無人でできた。もう大丈夫だ。
焼き鳥屋での惨劇を目撃した「俺」は今後訪れるだろうパニックに備え、登山用バッグに荷物を色々と詰め込む。翌朝、社長の山本さんと一緒に訪れた警察での捜査協力で「俺」の言葉を聞いて怯えた山本さんは……
「普通って、なんだろう」 さあ、と僕は首をひねった。 === 時代の移ろいに飲まれたら幸いな作品です。
破廉恥かつ不謹慎な作風で知られ、あらゆるものを冒涜する作家、エメーリャエンコ・モロゾフ。彼が発表する作品は既存の宗教・政治組織の怒りを買い、ついには翻訳者が殺害される事件に発展した。伝播する暴力…
生きてるのに生きてないような顔をしているあなたがきらい。
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