短編から長編まで、多彩なジャンルのフィクションが揃っています。破滅派らしい物語をお楽しみください。
大阪居住の自称Jリーガー。 ボーイミーツガールよろしくのトキメキを小脇に抱えた彼が出会ったのは、とんでもなく艶やかな令嬢の仕種を匂わせるとある経営者と、そのユーモラスな文言、ユニークな追随者に…
学校をサボって、喫茶店を見つけた小諸桃子だったが――彼女はやはり、喫茶店に置いても生きづらかった。言葉にがんじがらめになる日々に、さよならを告げる日はいつ来るのか――読者の私は、もやもやするばか…
日本で唯一の渡り蝶「アサギマダラ」の羽は青と黒の斑紋を持ち、その全長は一〇センチにも及ぶ。彼らは最長で約二〇〇〇キロという長旅を日本列島を股にかけて行うという。
たまに殺人衝動に駆られる。彼女はいつも平然としているから、自分の器の小ささを思い知らされるようで、彼女の白く細い首筋に手の甲を沿わせて、撫でるふりをして締めてしまいたくなる。
こういう話を書きたいんです。どうしても時々書きたいんです。あとようつべとかでも食べ物で遊ぶな的なのを見ると、こういう人が居たらいいのにって思います。
諏訪真さんの『クリスマスプレゼント』https://hametuha.com/novel/52046/ に触発され、昔書いた作品を思い出し、手を入れてみました。 持っていき場のない子…
自宅で飲酒していると見知らぬ男に「お前の人生は間違っている」と断言される。私はそのことを否定する自信がない……一方、サラリーマン兼田マグオは何となく言った「ゴリラの着ぐるみが陽気な音楽に合わせて…
4連休なので嬉しいです。暑いのでなんも出来んけど。
彼らは何者なんだ?
沈む夕日の赤さは短い命であるが、それは非常に煌めいて美しい。
タイトルは、がんばれ!!ロボコンのパクリ。
私は例の、迫り来る埃臭さに鼻をつまむことをせずに、むしろ鼻孔に灰色の空気を取り入れた。全身を巡っていると想像できる電磁石が、気味の悪い両親の顔を上から塗りつぶすので、私は四年ぶりに安眠の中で銃を…
身体の中に町がある……。
読み終わった後に、心がざらざらとする作品を目指しました。よろしくお願いいたします。誰かを傷つけたり差別する意図はありません。
誰が殺したクックロビン? ――落ちたら二度とは戻せない。
幕末江戸市中騒動図(伝細谷松茂画/東京国立博物館蔵) 鳴門市に所縁あるモダニズム建築家、増田友也と技術実習生についての話。
お前たちは一体、何で小説を書いているんだ?
小田原の生んだ私小説家・川崎長太郎に挑んでみたシリーズその2。地方住み女装男子の生き様を描いています。 人によっては不快感を覚える内容なので何でも許せる方向けです。地雷の多い方にはお勧めしませ…
破滅派は同人サークルから出発していまや出版社となりました。
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