ジャンル: 小説 3,030件

  1. 終 薄暮教室 薄暮教室 / 小説

    • 篠乃崎碧海
    • 4年前
    • 3,836文字

    春は何度でも巡り来る。それが救いになるのだと、教えてくれたのは先生だった。

  2. 十三 ひとひら 薄暮教室 / 小説

    • 篠乃崎碧海
    • 4年前
    • 8,823文字

    いつの日か、君のいるところに手を伸ばす日がきたら――そのときにはまた、いつかの話の続きをしよう。

  3. 十二 薄暮の部屋 薄暮教室 / 小説

    • 篠乃崎碧海
    • 4年前
    • 8,281文字

    拐ってやりたい。その運命からも、枷のついた身体からも。 望まないと知っていた。拐うかわりに、手のひらを重ねた。

  4. 十一 追憶の桑楡 薄暮教室 / 小説

    • 篠乃崎碧海
    • 4年前
    • 7,650文字

    どこにも行かないでくれと乞い願う。どうかずっとこのままでと望む。残された時間は恐らく僅かなのだろう。

  5. 十 霜花の終わりに 薄暮教室 / 小説

    • 篠乃崎碧海
    • 4年前
    • 9,902文字

    ここまで来られただけで、きっともう充分すぎるほどに幸せだったのだろう。そう信じることにして、私は大切な世界に別れを告げた。 全てを失っても、貴方は隣に居てくれた。

  6. 九 風花の思い 薄暮教室 / 小説

    • 篠乃崎碧海
    • 4年前
    • 6,537文字

    失いたくない、そんな思いが日増しに募っていく。終わる予感を見なければ、こんな思いには駆られまい。

  7. 八 緋寒桜 薄暮教室 / 小説

    • 篠乃崎碧海
    • 4年前
    • 9,084文字

    眩いものすべてから身を遠ざけた。誰もいなくなった暗がりを愛そうとして、結局できなかった。

  8. 七 冬蝶の夢 薄暮教室 / 小説

    • 篠乃崎碧海
    • 4年前
    • 7,444文字

    手の届かないものを数えて暮らすことに慣れてしまった。慣れたと、思い込みたかった。

  9. 六 繊手に初紅葉 薄暮教室 / 小説

    • 篠乃崎碧海
    • 4年前
    • 6,337文字

    どうかいつまでもこのままでと願うのは、彼にとって酷なことだろうか。

  10. 五 空蝉・夏の果て 薄暮教室 / 小説

    • 篠乃崎碧海
    • 4年前
    • 8,165文字

    雨の降り止んだ日に、ようやく本当に出会えた気がした。

  11. 四 空蝉・水中花 薄暮教室 / 小説

    • 篠乃崎碧海
    • 4年前
    • 12,094文字

    降りしきる雨の下で手繰り寄せたその身体の冷たさを、俺はきっと生涯忘れることはできないだろう。

  12. 三 空蝉・暗雨 薄暮教室 / 小説

    • 篠乃崎碧海
    • 4年前
    • 13,825文字

    あの日雨が降らなければ、彷徨いこまなければ、今もここで笑っていられたか? いいや、きっとそんな未来はあり得なかった。何があろうと、お前さんはその小さな手を離すことはなかっただろうから。

  13. 二 風薫る 薄暮教室 / 小説

    • 篠乃崎碧海
    • 4年前
    • 5,440文字

    たとえ身を壊すとしても、それは彼にとってなくては生きられないものなのだろう。

  14. 一 陽春の出会い 薄暮教室 / 小説

    • 篠乃崎碧海
    • 4年前
    • 7,051文字

    出会いに理由などない。それでも、その日そこにいたことがたしかに人生を変えたのだ。

  15. 序 春光に山笑いて 薄暮教室 / 小説

    • 篠乃崎碧海
    • 4年前
    • 2,788文字

    花の下で生きると決めた日のことを思い出す。仰ぎ見た空から、彼の好きだった色が降りそそいでいた。

  16. ハンナは空の目の下 (十一) ハンナは空の目の下 / 小説

    • 尾見怜
    • 4年前
    • 12,465文字

    一日一食を癖にしたい。お金がたまるし痩せるし

  17. ハンナは空の目の下 (十) ハンナは空の目の下 / 小説

    • 尾見怜
    • 4年前
    • 9,892文字

    狂ったように一気に書くか、毎日こつこつやるのか、どっちもやるけどどっちもうまくいかない

  18. ある選手の話 小説

    • Juan.B
    • 4年前
    • 4,416文字

    ※合評会2021年3月応募作。