大猫の投稿一覧 96件

  1. 古典回文「浄き御法、浮世の昼寝」 メビウスの福袋 /

    • 大猫
    • 6年前
    • 618文字

    回文といえども文章であるからには美しいモノを作りたいと願い、古文、古典、和歌、謡曲などを紐解き、なんとなく雰囲気だけは古風がものができました。ご笑覧ください。

  2. 平成終焉記念・日中カラオケ歌合戦 小説

    • 大猫
    • 6年前
    • 4,312文字

    2018年11月合評会参加作品。私にだって青春時代はあったのです。平成の最初の頃が青春の黄昏時でした。いよいよ平成も終わり、今や人生の黄昏なのであります。別に平成に殉じるつもりはありませんが、平…

  3. 回文・過てる滋賀県警 メビウスの福袋 /

    • 大猫
    • 6年前
    • 629文字

    別に滋賀県警に恨みは何もないのですが、回文書いているうちにできてしまいました。 県警の職員は警察官も事務職員も含めて地方公務員ですが、本部長クラスになると国家公務員なのです。当回文に登場する松…

  4. 牧神 小説

    • 大猫
    • 6年前
    • 3,729文字

    性の交換を夢見る人は昔からいたようですね。この小さな物語は千夜一夜物語から題材を取りました。千夜一夜物語はぶっ飛んだ想像力とエロティシズムの宝庫で長年愛読しています。画像は19世紀から20世紀に…

  5. 歴史回文「ベルサイユのばら」  -ギロチンの露と消えた王妃マリー・アントワネット- メビウスの福袋 /

    • 大猫
    • 6年前
    • 802文字

    10月16日は王妃マリーアントワネットの命日でした。最期に臨んでとても勇敢で威厳があったという王妃を偲んでまたまた歴史回文をご披露いたします。

  6. 歴史回文・幕末風雲伝-若き志士・義正と舞妓・お菊の悲恋物語- メビウスの福袋 /

    • 大猫
    • 6年前
    • 1,172文字

    幕末を舞台にした長大壮大な素晴らしい回文を作ろうと発奮。結果はこの通り。ご意見、ご批判を待つ。

  7. 回文「花咲く早春の夜の宮」副題:闇夜の爆破テロ メビウスの福袋 /

    • 大猫
    • 6年前
    • 417文字

    静かな早春の夜のお宮に、色とりどりの花々が咲き乱れる美しい回文、になるはずであった。 でも、書いているうちになんだか行方が分からなくなるのが回文の魅力です。

  8. マンホール 小説

    • 大猫
    • 6年前
    • 3,914文字

    マンホールにまつわる掌編三つ。嘘と思って読んでください。

  9. エメーリャエンコ・モロゾフの食卓 小説

    • 大猫
    • 6年前
    • 4,520文字

    (訳者注)これはエメーリャエンコ・モロゾフの料理人を二十年務めたジョージア生まれの中国人、陳宝君の手記である。多言語無国籍ポルノ芸術領域において前人未到の金字塔を打ち立てたモロゾフの、謎に包まれ…

  10. 相撲回文・土佐の関取 メビウスの福袋 /

    • 大猫
    • 6年前
    • 512文字

    栃ノ心関が大関昇進したことはまことにめでたいのですが、それにつけても同じ部屋の栃煌山は何をしておるのじゃと、ファンの心の叫びからできた回文です。

  11. マリと雲雀の夕暮れ 小説

    • 大猫
    • 6年前
    • 3,894文字

    世界が明日滅びるとしたら一番嘆き悲しみ命を惜しむ者は誰だろうと想像していたら、こんな話になりました。荒唐無稽だけど幾分の真実があると思います。2018年7月合評会参加作品。

  12. 小説・循環人生 メビウスの福袋 / 小説

    • 大猫
    • 6年前
    • 1,780文字

    上から読んでも下から読んでも同じ回文。その呪いを受ける「回人」たちのぐるぐる回る人生を描いた大河小説です。

  13. 紫陽 小説

    • 大猫
    • 6年前
    • 2,981文字

    梅雨の季節には紫陽花。雨の季節を爽やかな彩で飾ってくれますが、これはあまり爽やかではない紫陽花の話です。物語にもならないほどの小さな小説をいくつか置いています。トータルで紫陽花の物語として読んで…

  14. 女体山夢幻観音開帳縁起・下 小説

    • 大猫
    • 6年前
    • 6,521文字

    秘仏・夢幻観音菩薩御開帳の大法会。「童貞千人斬り」を達成した春香尼と青柳氏との因縁が今明かされる。千年の古刹に繰り広げられる狂乱の性宴。青柳氏の運命は? 上下二回のうちの下です。 麗しい観音菩…

  15. 女体山夢幻観音開帳縁起・上 小説

    • 大猫
    • 6年前
    • 8,576文字

    売れない小説家・青柳氏はある日、古刹・女体山因覚寺を訪れる。そこで遭遇するこの世のものならぬ性の饗宴。レズビアン、男色、青カン、幼児プレイ等なんでもありの官能小説を古式ゆかしく書きました。上下二…

  16. 夜半の一絃(よわのいちげん) 三つの琵琶の物語 / 小説

    • 大猫
    • 6年前
    • 1,832文字

    「エッチ」よりも「情事」が似合う物語を書きたい。短いので読んでみてください。新月の京の町。情事は闇の深いうちに。男のため息は聞かれぬように。女の涙は見せぬように。時代は平安末期から鎌倉初期を想定…

  17. 知音 小説

    • 大猫
    • 7年前
    • 4,181文字

    出張3時間サービスでホテルへ入るメイ。客の中年男松本と運命が交錯……中国人が跋扈する横浜、加賀町警察署の手練れの刑事も手を焼いた……ノワール小説は初挑戦でした。でも楽しかった。2018年5月合評…

  18. 遺影のこと 小説

    • 大猫
    • 7年前
    • 12,487文字

    車谷長吉「なんまいだあ絵」より。周囲の迷惑顧みず、狂気と毒を吐き続けた一世の毒虫に共感はできないものの、ある種の敬意はずっと持っています。私は人畜無害の猫で、毒を吐くどころか蚊もよう殺せんほどの…