高橋文樹の投稿一覧 221件

  1. 3章 暴君、あるいは斎木犀吉 東京守護天使 / 小説

    • 高橋文樹
    • 10年前
    • 28,055文字

    警備員ルシ・フェル樹と作家志望の女の子ペニー・レインが交わす書簡体小説。とばぎんビルでぬるい労働に勤しむルシの前に現れた暴君とは?

  2. INTERLUDE 『粛清に関する異論』 東京守護天使 / 小説

    • 高橋文樹
    • 10年前
    • 6,307文字

    警備員ルシ・フェル樹と作家志望の女の子ペニー・レインが交わす書簡体小説。ペニーが提唱する「クジラに飲まれたヨナ」に関する異説とは。

  3. 2章 ほんとうにスペッシャルなもの 東京守護天使 / 小説

    • 高橋文樹
    • 10年前
    • 24,126文字

    警備員ルシ・フェル樹と作家志望の女の子ペニー・レインが交わす書簡体小説。ルシの語る大島旅行記。それぞれに悩みを抱える若者たちが三原山の山頂で発見した真実とは?

  4. INTERLUDE 『放蕩に関する異論』 東京守護天使 / 小説

    • 高橋文樹
    • 10年前
    • 6,998文字

    警備員ルシ・フェル樹と作家志望の女の子ペニー・レインが交わす書簡体小説。ペニーの提示する新しい「放蕩息子」像とは。

  5. 1章 日本橋の堕天使たち 東京守護天使 / 小説

    • 高橋文樹
    • 10年前
    • 17,061文字

    警備員ルシ・フェル樹と作家志望の女の子ペニー・レインが交わす書簡体小説。日本の中心、東京都中央区日本橋で警備員のバイトをはじめたルシ。情熱に満ちた彼を迎える無気力な警備員の面々とは。

  6. INTERLUDE 『堕天使に関する異論』 東京守護天使 / 小説

    • 高橋文樹
    • 10年前
    • 5,633文字

    警備員ルシ・フェル樹と作家志望の女の子ペニー・レインが交わす書簡体小説。ペニーの書く堕天使ルシフェルの出生譚とは。

  7. 序章 地の底へ 東京守護天使 / 小説

    • 高橋文樹
    • 10年前
    • 7,600文字

    警備員ルシ・フェル樹と作家志望の女の子ペニー・レインが交わす書簡体小説。ルシの手紙から、警備員業界の地獄が描かれる。

  8. 教会にて いい曲だけど名前は知らない / 小説

    • 高橋文樹
    • 10年前
    • 1,032文字

    いつだったか忘れたが、NHKのディレクターに「桜庭一樹先生が番組で超ショート小説を募集するからなにか書いてくれ」と頼まれて書いた。その後、どうなったかは知らない。お題は「教会 少女 カーテン」だ…

  9. 無敵の主婦とプルーストに送る白旗 メタメタな時代の曖昧な私の文学 / エセー

    • 高橋文樹
    • 10年前
    • 5,345文字

    電子的なテキストを紡ぎ、それで生活の糧を得ようとするあなたの前に立ちはだかる数々の敵のうち、もっとも手強い者は主婦なのではないか。メルカリというオークションアプリを眺めていると、そんな恐れを感じ…

  10. ノミナル 小説

    • 高橋文樹
    • 10年前
    • 3,664文字

    私の名前とそれに対する侮辱についての、言葉の本当の意味における私小説。第一回SS合評投稿作品。

  11. そうはいっても女神は優しい メタメタな時代の曖昧な私の文学 / エセー

    • 高橋文樹
    • 10年前
    • 6,248文字

    あなたのテキストはコンピューターによって計算される。あなたは怒るだろうか。だが、彼女は機械仕掛けの女神でもある。彼女は敵ではない。それどころか、あなたがこれまで出会いもしなかった読者をあなたに届…

  12. 悪いやつほどよくググる メタメタな時代の曖昧な私の文学 / エセー

    • 高橋文樹
    • 10年前
    • 7,010文字

    「泥棒は事前に必ず下見する」という七五調の看板はあなたの町にあるだろうか? 私の住む町にはある。考えてみればおかしな話だ。事前準備は美徳であるはずなのに、泥棒という悪人がそれを厭わない。あなたは…

  13. 不都合な真実、それも無名で卓抜な表現をするあなたにとってだけ メタメタな時代の曖昧な私の文学 / エセー

    • 高橋文樹
    • 10年前
    • 4,882文字

    私はこれまで、繰り返しWebの仕組みについて述べてきた。だが、あなたが真面目に文芸活動を行っているとするならば、私はおそらく絶望的なビジョンを提示することになるだろう。と同時に、これは福音でもあ…

  14. ロックスターの牛乳、写真家の散財、人々の怒り メタメタな時代の曖昧な私の文学 / エセー

    • 高橋文樹
    • 10年前
    • 6,240文字

    最近、ある作品がその質とは別のところで批判される例がいくつかあった。ミュージシャンであるU2と、写真家大橋仁である。彼らの言い分や作品の質については論じない。ただ一つ、重要なことは、彼らが自分た…

  15. 泣きながら、ポークソテー 小説

    • 高橋文樹
    • 10年前
    • 8,116文字

    私達は雨もりの修繕をするように生きてきました。ーーひっそりと生きる夫婦の、つかの間の幸福譚。

  16. マスターピース いい曲だけど名前は知らない / 小説

    • 高橋文樹
    • 10年前
    • 8,332文字

    平凡を自称する男が近所にできたばかりの床屋を訪れる。好奇心から始まった床屋通いが、いつしか深刻な映画監督マリオ・マチャードの話になる。非対称会話小説。

  17. いい曲だけど名前は知らない いい曲だけど名前は知らない / 小説

    • 高橋文樹
    • 10年前
    • 10,077文字

    感じのよい喫茶店で、男は涙をこらえる。歌詞も聞き取れないような美しい歌が、彼の過去を清算する手助けをする。音楽はいつもそんな風にしてある。

  18. 館長、感染させてくれてありがとう メタメタな時代の曖昧な私の文学 / エセー

    • 高橋文樹
    • 10年前
    • 4,826文字

    バイラルメディアという新たなメディアが人目に触れることが多くなった。盗用スレスレの引用が平然と行われるインターネットという荒野で、創作者はどのような心構えをすべきか。