松尾模糊の投稿一覧 93件

  1. 逆転 小説

    • 松尾模糊
    • 3年前
    • 2,333文字

    『睡蓮』クロード・モネ、1914-1917年:キャンバスに油彩130x150 cm、マルモッタン美術館、パリ BFC2幻の二回戦応募作。来年は本戦で二回戦作を書くという妄想のもと書きました。S…

  2. 逆光 小説

    • 松尾模糊
    • 3年前
    • 2,322文字

    BFC2落選作。幻想、奇想的な掌編です。

  3. まやかしの世界と祝祭 小説

    • 松尾模糊
    • 4年前
    • 7,446文字

    音楽や映画やアニメ、この世界に存在する娯楽や快楽を悪魔が造り出した“まやかしの世界”のものだとして破壊する活動を推奨する新興宗教団体「真世界を創造する会」。アメリカで社会問題となったカルト教団は…

  4. ワールズエンド・ラストショット 小説

    • 松尾模糊
    • 4年前
    • 2,097文字

    伝毛益:絹本著色蜀葵遊猫図 疾走感だけを追求してみました。第八回六枚道場応募作です。

  5. 祈りの一矢 小説

    • 松尾模糊
    • 4年前
    • 5,604文字

    平家物語絵巻、巻第十一上「那須与一」江戸前期 縦35.3cm 全長3300cm 那須与一が射たと言われる「扇の的」と現代の女子高生弓道部の青春をリンクさせた物語です。阿波しらさぎ文学賞落選作を…

  6. 最後の晩餐 小説

    • 松尾模糊
    • 4年前
    • 4,121文字

    レオナルド・ダ・ヴィンチ『最後の晩餐』L'Ultima Cena:壁画、テンペラ、420cm×910cm、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院所蔵 外食も憚られる今、妄想だけ…

  7. 海辺の蝶 月に鳴く / 小説

    • 松尾模糊
    • 4年前
    • 1,146文字

    日本で唯一の渡り蝶「アサギマダラ」の羽は青と黒の斑紋を持ち、その全長は一〇センチにも及ぶ。彼らは最長で約二〇〇〇キロという長旅を日本列島を股にかけて行うという。

  8. 眼窩に沈む龍の街 小説

    • 松尾模糊
    • 4年前
    • 11,624文字

    ――伊達政宗がなぜ独眼龍と呼ばれていたか、知っとるけ?――カズキが話すおとぎ話のような伝説。伊達政宗、柳生十兵衛、そして右目を失明したボク……眼帯の下、眼窩の奥から飛び出す龍が時空を超えて人々を…

  9. 月神の深謀 月神の深謀 / 小説

    • 松尾模糊
    • 4年前
    • 5,313文字

    カイルが自爆したビルには沙姫の父親が出張で訪れていた。ニュースで父の訃報を知り動揺する沙姫に何もできないボクは無力感に苛まれる。沙姫は父の亡骸を引き取りに母と共に中東へと向かい、そこで思わぬ人物…

  10. 月神の深謀 月神の深謀 / 小説

    • 松尾模糊
    • 4年前
    • 2,677文字

    神保町で沙姫とカレーを食べる約束を取り付けたボクは、ワゴンセールでシュメール神話に関する本を見つける。中東ではカイルが聖戦へと向かう。そして王は仏の声を頭の中で聞く。

  11. 月神の深謀 月神の深謀 / 小説

    • 松尾模糊
    • 4年前
    • 3,814文字

    王に神剣を献上する刀鍛冶見習い、神剣で仏の首を刎ねる王、友達以上恋人未満の女性との関係に悩む「僕」、中東の地で爆破テロを決意する青年……時も場所も異なる彼らの運命が交錯する。それは「遠い日々の運…

  12. 退化夜行 月に鳴く / 小説

    • 松尾模糊
    • 4年前
    • 2,115文字

    満月の夜に海底人が地上の人間をさらうという言い伝えがある小さな漁村で起こった、一夜の出来事。

  13. 魔法使いの死と回る円盤 小説

    • 松尾模糊
    • 4年前
    • 4,243文字

    ウディ・アレンの『マジック・イン・ムーンライト』とシルビアン・ショメの『イリュージョニスト』をもとに書きました。『マジック~』は南フランスの女占い師のインチキを見破るためにイギリスのマジシャンが…

  14. 礼服 小説

    • 松尾模糊
    • 4年前
    • 2,419文字

    父との関係はアイデンティティを形成する上で大きいと考えていますが、そういう掌編です。

  15. 月の魔法 小説

    • 松尾模糊
    • 4年前
    • 3,994文字

    Tedのイメージで書いた感じです。人形には宿ると言いますしね。

  16. 変身スタンダード 小説

    • 松尾模糊
    • 4年前
    • 3,039文字

    普通、ふつう、フツウ…自分はノンケで偏差値や実家の経済力や家族の形態など、いわゆる一般的な環境で育ったと考えているので自分が普通だと思って生きて来たのですが、最近はよく分からなくなっています。こ…

  17. 涅槃の二流小説家 小説

    • 松尾模糊
    • 4年前
    • 3,827文字

    チェーホフの銃(Chekov’s gun):物語の早い段階で用いられた要素が後段で重要な意味を持っていたことを明かす文学的技法。アントン・チェーホフの「ストーリーに持ち込まれたものは、全て後段の…

  18. スパーク 月に鳴く / 小説

    • 松尾模糊
    • 5年前
    • 2,329文字

    電気とは恐ろしいものである。電気椅子を想像してもらえればそれは容易に分かるだろう。今作はアルゼンチンのバンドKrebsのボーカルを襲った悲劇を基に書いた。