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中国人に天安門事件のことを尋ねるのは今日でもタブー?
Skypeで知り合った中国人の友人と何時ものようにチャットをしていたのですが、6月4日ということもあり「天安門事件について、君はどう思う?」と尋ねたところ、「知らない」と言われ、更には「君には失望した、それは偏見だよ」等々といわれ、あっという間にアカウントをブロックされてしまいました。
色々調べてみると、どうもそんなに軽々しく尋ねる話題ではなかったようで、若干後悔もしています。
彼との連絡はSkypeの他にもあり、そちらはブロックされてはいないため、なんとか関係性を修復したいと考えているのですが、このよういなデリケート且つ政治的でもあるような断絶を乗り越えるには、どのような切り口が考えられるでしょうか?
破滅派流にいえば、既に破滅した関係性ですが、その先にこそ本当のコミュニケーションがあるのではないかと期待しつつ、ここに助言を求めた次第です。
まずはGoogle画像検索で「天安門事件」を調べてみてください。セーフサーチはオフですよ。
http://www.google.co.jp/imghp?hl=ja
思うに、そのご友人は天安門事件について知られるのが恥ずかしいとか嫌だとか、そういう気持ちをお持ちなのではないでしょうか。中国在住でSkypeを日本人とやっているとすると、「リアルな外国人の友達はいないけれども、外国の人とコミュニケーションを取りたい」という欲求を持っているのだと思います。もしかしたら少し見栄っ張りで、俺だって結構都会に住んでいるぞとか、日本人やアメリカ人とだってタメを張れるぐらい先進的な生活を送っているぞとか、そいうことについてだけ話したいのかもしれません。正直、ご相談内容からは怒りのポイントがよくわかりません。
そんなご友人とこれから関係を復活させるのはちょっと難しいです。というのも、ネットの友人関係は嫌なことがあったらいつでも切れるからです。リアルな交友関係があれば多少めんどくせーなと思いつつも関係を続けることはありますし、時間の経過とともに亀裂も埋まっていくものですが、ネットの関係だとそうもいきません。
政治と宗教と野球の話はするな、ということがかつてはよく言われましたが、インターネット時代においてもそれは同様です。当たり障りのないどうでもよい話題をちょっと気の利いたオブラートに包んで話すのがいわゆる処世術です。ただ、それでは物足りないと破滅派に訪れるあなたは思うことでしょう。
そこで、この途切れかけたネット交流関係を復活させるためのドラスティックな処方箋を紹介します。
【1. 媚びる】
「尖閣諸島はあげてもいいと思ってるよ」「石原慎太郎はキチ◯イ」「中国のGDPはもうすぐ世界一ィ!」などのヨイショ発言をして相手を気持ちよくさせます。幸い、日本では言論の自由が担保されており、グレート・ファイアーウォールもないので、Skypeでこんな会話をしても勾留されることはありません。
【2. なかったことにする】
「交通事故にあって記憶をなくしてしまった。君は僕にとってどんな関係だったんだろう?」と一芝居打ちます。Skypeでそんなことを言われたら感動的で、ついつい優しくしてしまうでしょう。
【3. 別人になる】
別アカウントを作ってコンタクトを試みる。性別や国などを変えてみてはいかがでしょうか。「スウェーデン出身、日本在住の19歳女子大生、好きな家具はIKEA」などのハイスペックな設定であれば、たやすくコンタクトを取れると思います。0からかつて自分が持っていた程度の交友関係まで築き上げていくというのはかなりスリリングなゲームです。