中洲バードウォッチング愛好会。
サタデーナイト、二十三時。
九州最大の歓楽街、中洲に着いた時、僕ら総勢七名の博多文学フリマ、『破滅派』売り子メンバーは皆、疲れ果てていた。
実名で記載しても良いだろうから紹介すれば、主幹の高橋文樹は数十年ぶりらしい喘息に苦しんでいた上、自身が無理矢理と計画した昼間に訪れた板付古墳への取材が不発に終り、圭角が多かった。テッシーは間も無くの結婚式を控え、多忙だった。
山谷感人は腹痛に悩んでいたし元来、九州出身だからエスコートしてよ! なる展開に向く人種では非ず自棄になって酔いどれていた。Aは、自身が抱えている仕事で、ビートルズなみのハードスケジュールに忙殺されながらの来訪であった。Bは、これまた結婚予定で多忙、更に初顔合わせのメンバーが多く、優しく気を使わざるを得ない。CとDは善人な故、主幹や名目幹事の「具合悪いな、アイテテ、アイテテ」に配慮し「大丈夫ですか?」と聞いたトコロ、「プロレスしてんだよ! 気にすんな、いちいち!」なぞ云われて、閉口していた。中洲川沿い、屋台のラーメン屋の暖簾が、悲しく揺れていた……。
と、これから始まる『中洲バードウォッチング愛好会』なる十八枚の福岡文学フリマに参加した追憶を部屋で書きましたが、ネカフェへ行かないと打ち込みしない僕な故、適当に今週末ぐらいにアップしようと思っていましたが、中々にネット上で『破滅派・九州上陸号』の評判が全体的に良く、更に一部では、僕が福岡から帰れず横死したなる、ロックスターみたいな噂もあるので、「安心して下さい、生きてますよ!」で、ここに報告した次第です(このコーナーは、スマホでさらっと投稿が出来る故)。
質問がある方は、どうぞ! なくてもその『中洲バードウォッチング愛好会』は、アップしますから(ネカフェ行った時)、どうでもいいけど。
追記・福岡文学フリマで、逢ったり逢えなかったりの関係者各位、お疲れ様でした。サンクス、ロックンロール!
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