秋七月に、摂津国に漁夫有りて、罟を堀江に沈けり。物有りて罟に入る。其の形、児の如し。魚にも非ず、人にも非ず、名けむ所を知らず。(『日本書紀』より)
※合評会2021年1月度応募作品。 ゴキブリが久しぶりの自我を感じた刹那……。
THEわれめDEポンが年末年始にやっていたイメージもあってか、麻雀の季語はなんだか、新春って、印象があります。新春麻雀。
破滅派らしくダークな物を書こうと努力しましたが、なんだか変な物になりました。
昨日まで違う話を考えてたんですけども、今日不意にこれが降りてきまして。だからこれにしました。
浅草橋の神社のぐうたらな神様と可愛いお稲荷さんの物語です。落語仕立で参ります。2021年1月合評会参加作品。
2021年1月合評会応募作。 計画は無残に破綻した。しかし目的のものは手に入った。芹奈は血だらけの状態で美冬を呼び、彼女の性器へ精子注入を行うが……。
2021年1月合評会参加作品。お題は「初〇〇」「〇〇初め」「〇〇始め」
箱根山にかかる綿雲をぼんやりと眺めながら浮かんできた詩です
講談師に憧れて上京したマミと、高校の親友だったミサト。初舞台を踏むマミを観てミサトは何者にもなりきれていない、受験に臨む自分の状況に焦る。青春の日々を講談を交えて語った実験的掌編。
初めて書いた詩です。よろしくお願いいたします。
誰でも思うこの感情……、男もそれを思ってただ普通に過ぎる1日なはずだった。
妻の納骨が終わった夜、私は一人海岸を歩いていた。 人のいない砂浜で、打ち上げられるような形でそれは居た。 妻が、人魚の形でそこに居た。 「おまえ、帰ってきたのか」 「ちがうわ、私はあなたを知らな…
鱒はマスと読みます。 かったるい年末年始の話となります。
割れた? 割れてない 壁は? 分からない 「数話」のうちに入る掌編です。
人が人に物を贈っているのを見るのも、そして必要なときに受け取れないのも、全部不愉快だった。
1月合評会応募作品です。牧歌的な作品に仕上がっていると思います。読んでくださるとうれしいです。コメントくださるとなお嬉しいです。
破滅派は同人サークルから出発していまや出版社となりました。
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