綱は切れない
だが
綱がすり減れば
今度は糸になる
糸になって
繋がりを消す事は無い
糸を強固にしたかったら
もう一度綱を作ればいい
切ってしまいたかったら
引きちぎってしまえばいい
だけど
もう二度と繋がれないという事は
決してない
絶対にない
2023年6月23日公開 2023-06-23T22:24:30+09:00 2023-06-23T22:24:30+09:00
作品集『人間賛歌』第19話 （全45話）
読み終えたらレビューしてください
この作品のタグ
Share This シェアする
面白かったり、気になったらSNSでシェアしてください。
シェアしていただくと作者がやる気を出します。
著者
山雪翔太 破滅派 投稿者
- 3年前登録
- 63作品
この作者の他の作品
-
雨の賛美歌 詩
山雪翔太 2023 年 7 月 9 日 雨が降ってしまえば、全てが消える。そんな事を思ってしまう事がある。 -
関ヶ原にて 詩
山雪翔太 2023 年 6 月 25 日 こんなこと書いておいてあれですが、実は関ヶ原自体は見てません -
感情の爆発について エセー
山雪翔太 2023 年 6 月 23 日 白鳥類は、人の感情の爆発について語る。そしてその解決方法について。 -
葉っぱ 詩
山雪翔太 2023 年 6 月 21 日 猛烈にしんどくなって書き上げました。 -
西馬琴葉のこれまで 小説
山雪翔太 2023 年 6 月 4 日 第四話。西馬琴葉は、これまでの彼女の人生を語り始める。 -
人間の生き方について エセー
山雪翔太 2023 年 6 月 3 日 白鳥類は、人間は一人の力で生きているのではないと語る。
この作者の人気作
-
女 小説
山雪翔太 2023 年 4 月 26 日 ある日電車を待っていたら、私の目の前で飛び降りが起きた。そんな時、彼の落し物の手記を拾った。 -
広島という遺産 小説
山雪翔太 2022 年 6 月 26 日 合評会2022年7月に向け執筆致しました。初です。お手柔らかに･･･。 原爆ドームについて取り上げました。ありがちですね。 -
異常的異形 小説
山雪翔太 2022 年 4 月 7 日 ある青年と、蜘蛛の大群の話です。 残虐な描写が含まれますので、閲覧の際は十分ご注意ください。 -
飴お兄さん 小説
山雪翔太 2023 年 3 月 19 日 とある少年は、ある日、不審者と感じる様な、不思議なお兄さんと出会う。それは運命でもあった。 土部零仁氏との共作です。 なお、一部過激な描写が含まれます。御注意下さい。 -
柿 小説
山雪翔太 2022 年 3 月 11 日 ある卑屈な小説家と少女の話。 -
序章、神々という存在について エセー
山雪翔太 2023 年 3 月 1 日 とある平凡な男子大学生は、教授から白鳥類という人物の残したノートを受け取った。
オススメ
W-E aka _underline 2023 年 6 月 12 日 
おしゃれなコケシ 2022 年 7 月 11 日 
樋口恭介 2022 年 6 月 16 日 新着
小林ＴＫＧ 2024 年 11 月 19 日 
西向 小次郎 
曾根崎十三
Books
破滅派の書籍
"綱"へのコメント 0件