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十五年ほど前アンドレ・ブルトンに凝っていた時分に書いたものが古いUSBメモリーから出てきました。いくら読み返しても覚えておりませんでした。
神経症歴十年を数える二十九歳の「私」は、降って湧いたようなあぶく銭をはたいて一戸建てを借り、少年期を過ごした山あいの住宅街に戻った。そうして、小中学生時分に引きこもりになったまま今も住宅街に残…
神経症歴十年を数える二十九歳の「私」は、降って湧いたようなあぶく銭をはたいて一戸建てを借り、少年期を過ごした山あいの住宅街に戻った。そうして、小中学生時分に引きこもりになったまま今も住宅街に残…
会話を始めるのはいつも私からな気がします。よく考えれば気のせいかもしれません。偶然会えばあの人からも挨拶してくれますから。いや、やはり向こうからは挨拶程度で、一緒に帰ろうだとか、L…
車内は朝から疲れ切った大人で溢れている。誰もが黙って揺られている中、よしお君の前の席だけが一つ空いていた。誰かしらが座りそうであるが恐らく人々は互いに接触するのが嫌なのかもしれない。一人が座るに…
オールドメディアに爆発したパラノイアがキンキンに冷えた素麺をかっ喰らう
一口齧ったバーガー 風に飛ばされて死んじゃった
(バカSF × 古典構造 × 相撲要素も可) 宇宙を股にかけた戦争を止めたのは、寝たきりの関西弁のおばあちゃん。その“方法”とは…。
丘を駆け上がると暗がりの中にボンヤリとねじ曲がった柘榴の木が見え、その傍に人影もありました。遠目からでも父だと私は確信して呼んだんです。しかし、父は振り返りもせず、ただ柘榴の傍らで揺れているだけ…
(気持ち悪いから真正面からあげるよ)
おなじみの、グーチョキパーでなに作ろう、のお歌です。
自己治療の目的でしたが推敲を重ねたために本来の目的は失われました。
矢追純一に捧ぐ
「こんな時間からお兄さんにラブレターとは、 随分シャレた家系じゃないか?」 学生寮のようなところ 限られた外部との通信手段 「昨日は正午過ぎに起きたみた…
☆. 周囲の人間は気がついていなそうだ
ハッカープロダクト。いつものお兄さん。 今回の課題「深層記憶の復元」
「ひとり焼肉ですね、」 「冗談だろって言ったわけ」 「 」 …
家に便所が1個しかなかった時代の物語。
破滅派は同人サークルから出発していまや出版社となりました。
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