僕にキスしたのは誰?〈4〉
人生の最期を誰と過ごすことができるのか? と考えた時に、自分では最後のパートナーを選ぶことはできないんだろうな。と思いました。 人生の最期はロマンチックに終わりたい。そんな願いと、自殺未遂した…
僕にキスしたのは誰?〈3〉 人魚像の唄を聴けるなら、僕は声を失ってもいい。
僕にキスしたのは誰?〈2〉 馬鹿は風邪をひかないけど、大馬鹿者は風邪をひくということですかね、僕が風邪をひいたってことは。まあ何にせよ、眠れないことを咳のせいにできるので風邪をひいてよかったです。
「お母さんの服、勝手に盗っちゃだめなんだよ」 と言うと偽者の母は手話で「ありがとう」と言った。 読み切り掌編作品。
なにか書こうと思ってつらつら書いたのですが、なんだか小説っぽくないです。 違和感しかありません。
僕にキスしたのは誰?〈1〉 モノクロの薔薇にこぼれたその雫は彼女の嬉し涙であってほしい。
川の流れを見ていると、私はつい物憂げになってしまう。初夏になる前の午睡から私は目覚めたばかり。
画家のデスティニーさん〈11〉 使いたい単語ランキング今週の第4位は「ハーモニカ・バーナー」です。
図書館に通っている君たちなら、誰もがこの出会いを経験した、あるいはしたいと思っているのではないだろうか。断言する。この出会いにときめかないものは、本好きではない。
春生という少年に掛かってくる電話。ハハハハ。けれどすべては耳裏。掌編作品。
画家のデスティニーさん〈10〉 オードリー・ヘプバーンの歌うムーン・リバーをあの子は今でも毎日聴いてるのかなあ
ブンゲイファイトクラブ落選作です。 情景を思い浮かべてエモさを感じて頂けたら幸いです。
破滅派合評「銃」参戦作品。銃があれば評価も変わってくるに違いないのだ。よし。Photo credit: Powerhouse Museum Collection on Visual Hunt /…
「誰かを傷つけるために道具をつくるひとがいて、誰かを傷つけるためにひとにつくられた道具があるとしたら、実木彦は常に道具の側に立つ」
画家のデスティニーさん〈9〉※倒れたらボールを離さないと反則だなんて、僕の信念を全否定するようなルールだ。
noteで連載している「悲しい鹿」の初期構想品です。主人公が女性であるという点以外、さして共通点はありませんが、「プロトタイプ」の文面は本作の「悲しい鹿」の作中で使っています。 心がにっちもさ…
パンパンに膨らんだポテトチップスのコンソメパンチ味を抱えて、男は彼女を待っていた。