「お母さんの服、勝手に盗っちゃだめなんだよ」 と言うと偽者の母は手話で「ありがとう」と言った。 読み切り掌編作品。
なにか書こうと思ってつらつら書いたのですが、なんだか小説っぽくないです。 違和感しかありません。
僕にキスしたのは誰?〈1〉 モノクロの薔薇にこぼれたその雫は彼女の嬉し涙であってほしい。
川の流れを見ていると、私はつい物憂げになってしまう。初夏になる前の午睡から私は目覚めたばかり。
画家のデスティニーさん〈11〉 使いたい単語ランキング今週の第4位は「ハーモニカ・バーナー」です。
図書館に通っている君たちなら、誰もがこの出会いを経験した、あるいはしたいと思っているのではないだろうか。断言する。この出会いにときめかないものは、本好きではない。
春生という少年に掛かってくる電話。ハハハハ。けれどすべては耳裏。掌編作品。
画家のデスティニーさん〈10〉 オードリー・ヘプバーンの歌うムーン・リバーをあの子は今でも毎日聴いてるのかなあ
ブンゲイファイトクラブ落選作です。 情景を思い浮かべてエモさを感じて頂けたら幸いです。
破滅派合評「銃」参戦作品。銃があれば評価も変わってくるに違いないのだ。よし。Photo credit: Powerhouse Museum Collection on Visual Hunt /…
「誰かを傷つけるために道具をつくるひとがいて、誰かを傷つけるためにひとにつくられた道具があるとしたら、実木彦は常に道具の側に立つ」
画家のデスティニーさん〈9〉※倒れたらボールを離さないと反則だなんて、僕の信念を全否定するようなルールだ。
noteで連載している「悲しい鹿」の初期構想品です。主人公が女性であるという点以外、さして共通点はありませんが、「プロトタイプ」の文面は本作の「悲しい鹿」の作中で使っています。 心がにっちもさ…
パンパンに膨らんだポテトチップスのコンソメパンチ味を抱えて、男は彼女を待っていた。
またThemeです。螺旋は天と海底を向き夫人はその両方へ沈んでいく。 原稿用紙20枚ほどの詩です。
画家のデスティニーさん〈8〉
ついに始まった僕の新しい人生。 これからがどうなるのか、僕が自分自身で紡いでいくのだ。
画家のデスティニーさん〈7〉※ブンゲイファイトクラブ非応募作