学校をサボって、喫茶店を見つけた小諸桃子だったが――彼女はやはり、喫茶店に置いても生きづらかった。言葉にがんじがらめになる日々に、さよならを告げる日はいつ来るのか――読者の私は、もやもやするばか…
合評会2020年5月応募作。テーマ「不要不急」 通信、流通等社会的機能が麻痺し、既存の多くの国家がすでに潰えた世界における、とあるコミューン。 彼から新たな国家の建設に協力するよう迫られた私…
2020年5月合評会参加作品。お題は「不要不急」
DO YOU REMEMBER ME?I THINK TO ALL PEOPLE.TODAY IS THE DAY.HELLO.
チェリーボーイハンターの摩子〈1〉 沖縄に恩はない。俺が沖縄からもらったのは屈辱と紫外線だけだ。
ゆでたまごを三つ堪能した後、学校をサボる小諸桃子だったが、彼女は、横浜駅で、喫茶店を探すのに苦労していた。休憩する場所ひとつ探すのにも、疲れてしまうこの社会で、彼女がようやくたどり着いた場所とは…
私はこの部屋の中で産まれた。いや、正確には、私の意識がはっきりする前にも、この部屋に散りばめられていたように思える。それは部屋中を漂い、ある時には、蛇のように這っていたように思える。温かい湯のよ…
「軍産複合体」みたいな言葉が使いたくて小説を書いています
不要不急なのは一体なんだろう。そして誰がそれを判断するのだろうか?
人間ってどこまでも難儀な生き物である。言語の不自由さに生きづらさを感じながらも、言語に依存しながら身体を作っていかなければならないのだ。そして、気づいたときには、取り返しもつかないくらいに、いび…
永久に訪れることのない孤独程苦しいものはない。ただ、ロボットなら・・・ロボットなら忘れれる。
やっとかけました。なんとかなりそうです。
ダンスの最中に心を失ったストーリーがやって来た。僕は君と気にせず踊った。その時の心情。
はじめてのアルバイト〈9〉
2作目です。よろしくお願いいたします。
幻想の番人はどこか現実を知る風な横顔をしてる
――伊達政宗がなぜ独眼龍と呼ばれていたか、知っとるけ?――カズキが話すおとぎ話のような伝説。伊達政宗、柳生十兵衛、そして右目を失明したボク……眼帯の下、眼窩の奥から飛び出す龍が時空を超えて人々を…
これはこの世のことならず。つまり関係ありません。