短編から長編まで、多彩なジャンルのフィクションが揃っています。破滅派らしい物語をお楽しみください。
ホントは連載だけどこのサイトの使い方よくわからないので3話まとめてUPします。続き書いたらその後に続けます。 宜しくお願い今します!ばんがって楽しんで読んでください!
一話読み切りの連作です。 相手は高校生のみならず、修学旅行先のじじぃやウンコ座り少年やあいつらやこいつらです。 また、少々合理的な恋愛系もあります。 委員長は女子ですが事情から男同様ですの…
騙されてもらえると嬉しいです。
人生観へのメタ認知のようなミステリー短編です。諸行無常が一瞬だけ消えてしまった世界のお話です。
久しぶりに書きました。別に書かなくても良かったかなと思いました。
とにかく調子悪い時期が終わりつつあるかもしれん
ワタキミ的アイスバーグ作戦〈17〉
春は何度でも巡り来る。それが救いになるのだと、教えてくれたのは先生だった。
いつの日か、君のいるところに手を伸ばす日がきたら――そのときにはまた、いつかの話の続きをしよう。
拐ってやりたい。その運命からも、枷のついた身体からも。 望まないと知っていた。拐うかわりに、手のひらを重ねた。
どこにも行かないでくれと乞い願う。どうかずっとこのままでと望む。残された時間は恐らく僅かなのだろう。
ここまで来られただけで、きっともう充分すぎるほどに幸せだったのだろう。そう信じることにして、私は大切な世界に別れを告げた。 全てを失っても、貴方は隣に居てくれた。
失いたくない、そんな思いが日増しに募っていく。終わる予感を見なければ、こんな思いには駆られまい。
眩いものすべてから身を遠ざけた。誰もいなくなった暗がりを愛そうとして、結局できなかった。
手の届かないものを数えて暮らすことに慣れてしまった。慣れたと、思い込みたかった。
どうかいつまでもこのままでと願うのは、彼にとって酷なことだろうか。
雨の降り止んだ日に、ようやく本当に出会えた気がした。
降りしきる雨の下で手繰り寄せたその身体の冷たさを、俺はきっと生涯忘れることはできないだろう。
破滅派は同人サークルから出発していまや出版社となりました。
破滅派の書籍は書店・通販サイトでお求めいただけます。