※合評会2021年9月応募作品。 南米の小国の権力中枢で、二人の壮年の男が、スペイン語でもポルトガル語でもなく、ドイツ語で会話を始めた……。
なにもない男の話です。何もなくても生きてます。
ナチズムと芸術のグロテスクな結合のエピソードの中に、こんな物語もあったかもしれない。 舞台はチェコ。当時はチェコスロバキアです。ドヴォルザークを生んだ万華鏡のように美しい国です。 それにして…
9月合評会お題「ホロコースト」応募作品。 救いのある話です。家電量販店ってブラックって言いますよね。一応体験談とか調べました。 写真は素材サイトPAKUTASOから。
2021年9月合評会参加作品。お題は「ホロコースト」
Loi Gayssotに抵触する。合評会「ホロコースト」抵触作品。画像はCopyright: Spectral/RF123。
2021年9月合評会応募作。 とある収容所跡から発見された一人のゾンダーコマンドの手記をもとに、ジャーナリストのイザークはある事実を明らかにするため、手記に登場する人物を探し当てて取材を試…
関東大震災直後の朝鮮人虐殺を怒りの詩で表現した萩原朔太郎。ドイツにおけるホロコーストの歴史と食卓の上の名産ワイン。百年の時を経て、歴史と現在を繋ぐゆるやかな思考の先。
ティルト・シフト・グラス〈6〉
戦場の英雄だった戦士が、海の底のネプチューンの絶望の宮殿にやってくる。そして絶望の宮殿の奴隷として、体まで作り変えられ、従属の喜びに浸っている。しかしその心の中に潜む希望が、ネプチューンの宮殿に…
そろそろ長いものを書いたほうが良いかなあと思ってます
フィクションと実話を混ぜたダークファンタジー。どこまでが架空の出来事かは、皆様のご想像にお任せ致します。 人間の黒い部分が前面に現れた作品です。そんな中、人間の優しさに心温まるシーンあり。
ティルト・シフト・グラス〈5〉
三人の訪問者と、彼の縋るものについて
「あの世からマーメイド」シリーズ。 あの世から来たマーメイドと共に暮らす大学生の女の話。
ブスだった。 馬鹿だった。 だけど巨乳だった。 だから肉便器だった。
教員採用試験をがんばる若手講師のお話です。何かの公募に出した小説です。
――およそ静かな生涯を願う人が、二十一世紀に生まれあわせようとは、不運な話だ―― L・トロツキー …