ジャンル: 小説 3,031件

  1. 左手(前編) 小説

    • 大谷マサヒロ
    • 17年前
    • 7,945文字

    妻が買ってきてくれた枕は、どう見ても男の太腿だった。平穏な生活に現れる、身体の一部。受け入れるに受け入れられない「俺」の日常を描く。

  2. K線の秩序 小説

    • 佐藤
    • 17年前
    • 6,313文字

    寒冷地を通るとある鉄道路線の車内に現れた闖入者が秩序を破壊する。落ち着いた筆致で浮かび上がる、静かで大人しい残酷さ。

  3. 蕎麦と卵とチョコレート 小説

    • 児島啓祐
    • 17年前
    • 7,956文字

    そばを愛していたにもかかわらず、そばアレルギーになってしまった太一。もっとも愛するものを遠ざけて生きねばならない彼が、二つの出会いをへて下した結論とは? 新世紀の到来を告げるアレルギー文学。

  4. 夕凪の部屋(3) 夕凪の部屋 / 小説

    • 竹之内温
    • 17年前
    • 5,836文字

    同じスニーカー、狂ってしまった母の話、大学、ビートニクス、東京。言えずにいた思いが部屋の中でひっそりと強まってゆく。閉ざされた空間での思いを描いた傑作長編。

  5. 蕎麦地獄 小説

    • 児島啓祐
    • 17年前
    • 7,528文字

    蕎麦つゆの中で踊る黒い妄想。かつての知人が告げたのは恐ろしい家族の過去だった。若き俊英が送る傑作短編。

  6. 方舟謝肉祭(15) 方舟謝肉祭 / 小説

    • 高橋文樹
    • 17年前
    • 9,860文字

    小説を書くとは、いったいどういうことか? 性格の悪い語り手Fは、そんな問いを弟子DDに投げかける。インチキ手品師呼ばわりされることを厭わない彼が、自らの書いた小説「方舟」に下した評価とは。

  7. 夕凪の部屋(2) 夕凪の部屋 / 小説

    • 竹之内温
    • 17年前
    • 5,558文字

    同じスニーカー、狂ってしまった母の話、大学、ビートニクス、東京。言えずにいた思いが部屋の中でひっそりと強まってゆく。閉ざされた空間での思いを描いた傑作長編。

  8. 方舟謝肉祭(14) 方舟謝肉祭 / 小説

    • 高橋文樹
    • 17年前
    • 10,505文字

    多くの命を失いながらも、宗おじさんら一行は最後の希望を求めてあがく。海洋冒険小説はやがて幕を閉じ、驚くべき展開が……。

  9. あの日に戻る 小説

    • 竹之内温
    • 17年前
    • 6,518文字

    恋人に別れの手紙を送ったはずが、大学時代の友人の元に届いてしまった! 間違いだらけのちえ子のある夜のお話。

  10. 夕凪の部屋(1) 夕凪の部屋 / 小説

    • 竹之内温
    • 17年前
    • 6,320文字

    同じスニーカー、狂ってしまった母の話、大学、ビートニクス、東京。言えずにいた思いが部屋の中でひっそりと強まってゆく。閉ざされた空間での思いを描いた傑作長編。

  11. 方舟謝肉祭(13) 方舟謝肉祭 / 小説

    • 高橋文樹
    • 17年前
    • 9,140文字

    種村船長は死んだ。深い絶望が宗おじさんを包み込む。次々に死んで行く乗員たち。ついに3名となった彼らを待ち受けているものはわかりきっていた。しかし……

  12. 方舟謝肉祭(12) 方舟謝肉祭 / 小説

    • 高橋文樹
    • 17年前
    • 8,818文字

    はるか南洋まで旅立った「宗おじさん」は、「地球村事業」の手ごたえを掴みながら、帰国の途につくが……。 性格の悪い語り手Fが描く小説はその加速度を増してゆく。傑作メタフィクション。

  13. ****年のフルーツボール(6) ****年のフルーツボール / 小説

    • ほろほろ落花生
    • 17年前
    • 1,236文字

    まわりまわってやっぱり俺ん家かい、とばかりに四つ野を掘り返しにおうちへ戻った高橋ちくわ。敵も味方も入り乱れての、ここほれワンワン。感動の最終回を見逃すな!

  14. 私に気づいて 小説

    • 竹之内温
    • 17年前
    • 8,741文字

    ラブホテル街ととなりあわせになった動物園で働く「私」。恋人みたいな親子や、ずっと孤独だった新種の生物、壁のないトイレ。不思議な空間の中で、「私」の孤独が尖っていく。

  15. 方舟謝肉祭(11) 方舟謝肉祭 / 小説

    • 高橋文樹
    • 17年前
    • 8,316文字

    ついに宗おじさんは南陽群島からの帰路についた。強い決意を秘めた旅路は、成功への予感を秘めて終わるはずだった。しかし、ほんの小さな過ちが、大きな災厄を呼ぶこととなる。宗おじさんら一向を待ち受けてい…

  16. Gの戦慄 小説

    • 伊須方里峰
    • 17年前
    • 0文字

    現代プロ文の旗手(?)である著者が、自分の経験を元に書いた搾取の現場。ねえ、これってGOさんのこと? そうでしょ? 郷でしょ?

  17. 待ち合わせはここで 小説

    • 竹之内温
    • 17年前
    • 6,554文字

    浮気をしたと嘘をついてばかりいる彼女。病的に老いを恐れる彼女。髪の毛を切ることをためらい続ける彼女。ぼくの思いはいつだって届かない。

  18. 方舟謝肉祭(10) 方舟謝肉祭 / 小説

    • 高橋文樹
    • 17年前
    • 9,273文字

    南洋群島の楽園パラオは、宗おじさんの思っていたほど栄えてはいなかった。つきまとう植民地の悲しい幻影。蝕まれていく現地の人々の悲しさを充分に理解しながら、宗おじさんは南洋を活路とすることを決意する…