メニュー

ジャンル: 小説

全3,280作(167/183ページ)

短編から長編まで、多彩なジャンルのフィクションが揃っています。破滅派らしい物語をお楽しみください。

  1. 忍野のブラウン 小説

    • 消雲堂
    • 12年前
    • 1,927文字
    • 読了4分

    ヒュンヒュンヒュンとロッドは僕の前後にしなって、そのたびにフライラインがシューシューと静かに音をたてながら伸びてゆく。それに合わせて左手は伸びるラインを引いてラインにかかる負荷を上げ、次に解放し…

  2. 「断捨離と自分史①」 小説

    『無職紀行』収録(連載中)
    • 消雲堂
    • 12年前
    • 1,380文字
    • 読了3分

      今、日本テレビで「人生がときめく片づけの魔法」って断捨離ドラマやってます。断捨離って僕は嫌いなんです。だって、何でもかんでも捨てちまえって行為は自分史構築の真逆な気がしますよね。 …

  3. 不良 小説

    #純文学
    • 北橋 勇輝
    • 12年前
    • 6,477文字
    • 読了13分

    俺が不良に憧れたきっかけとか別にそんなん全然、大したことじゃないで? え? そんなに聞きたいん? じゃあ、ええけど。まあ、俺が中学生ん時に不良が主人公の漫画を読んで、それで憧れてん。いや、だから…

  4. リスクマネジメントオムレツ 小説

    • ケミカル本多
    • 12年前 新着
    • 1,290文字
    • 読了3分

    父と母が離婚してわたしは父へついていった。母は家事洗濯ができるが父はできない。わたしは父が心配でならなかった。父は「こちらには気を遣わないで母について行きなさい」といっていたが、わたしは父の方が…

  5. 新・選挙野郎1 小説

    『無職紀行』収録(連載中)
    • 消雲堂
    • 12年前
    • 1,526文字
    • 読了3分

    「いっつも思うんだけど、あたし、何を書けばいいのか、さっぱりわかんないの」佐田さんが 机の上の自分のアルバムを閉じたり開いたりしながら言った。清弘は「今日も同じこと言って る…」と微笑みながら「…

  6. 「引越しの荷造り時に自分史作りの資料を発見する」 小説

    • 消雲堂
    • 12年前
    • 1,296文字
    • 読了3分

    引越しの荷造りをしていると2004年の手帳が出てきた。手帳へのメモ書きから当時何があったのかがわかる。これも自分史作りには重要な資料となる。 手帳には2月20日の欄に「生子、乳がん。マンモグラフ…

  7. 「日の塵」 富士塚は富士山噴火の封印 小説

    『歴史奇譚』収録(連載中)
    • 消雲堂
    • 12年前
    • 2,040文字
    • 読了4分

    ▼富士山が世界文化遺産に登録されて、日本中は大騒ぎです。ついに富士山は世界に誇れる霊峰となったわけですね。霊峰とは神聖視されている山のことです。「聖徳太子が甲斐の黒駒に乗って富士山を越えた」、「…

  8. いく 小説

    #純文学
    • 渡海 小波津
    • 12年前
    • 5,468文字
    • 読了11分

    幾、逝く、生く

  9. 黒い葬式 小説

    #純文学
    • 北橋 勇輝
    • 12年前
    • 3,467文字
    • 読了7分

    学校から帰宅してリビングに向かうと、母が深刻な表情で誰かと電話をしていた。井畑賢介は傷だらけの黒いランドセルを床に下すと、母がそれを見計らったかのように受話器を置いて賢介の顔を見ながら、 「じい…

  10. 蕎麦は切れにくい 小説

    • 渡海 小波津
    • 12年前
    • 1,367文字
    • 読了3分

    蕎麦屋の話-掌編-

  11. 小説

    #純文学
    • 渡海 小波津
    • 12年前 新着
    • 748文字
    • 読了1分

    長編への布石とした実験作です この文体、作風に対して率直に感じたことを述べてもらえるとありがたいです 端的にはこれで30枚分の短編を読むとして(飽きる/飽きない)かです よろしくお願いしま…

  12. 校庭の周りをニ十周 小説

    #純文学
    • 北橋 勇輝
    • 12年前
    • 3,239文字
    • 読了6分

        「校庭の周りをニ十周」   北橋 勇輝   眠りから覚めて起き上がろうとすると、股間の辺りに痛みを感じた中学二年生の大西良哉は夢を見ていたいために…

  13. 西葛西ちほう爺隊2 小説

    • 消雲堂
    • 13年前
    • 2,694文字
    • 読了5分

    「やっぱり老人ホームじゃないか・・・」とかなんとか言いながらも、義父はずんずんと「集塵園」の中に積極的に入っていく。しかも足が痛いとか言いながら早足である。多分、施設の中に若い女性ヘルパーでも見…

  14. 根の記憶 小説

    • 時乃
    • 13年前
    • 10,793文字
    • 読了22分

    手もない。足もない。口もない。ならば如何にして私を伝えられよう? 残された方法はひとつしかない。第三者へと伝達し、それを介して未来に繋ぐ。それが私の残された唯一の道だ。その役目を、私は、まだ幼い…

  15. グッドバイ バッドバイ 小説

    • 時乃
    • 13年前
    • 13,303文字
    • 読了27分

    恋人のサエコは卒業式の前夜に息を引き取った。僕はまだ泣いていない。大学を卒業する準備をしすぎてしまったことが原因らしい。学生から社会人へと変身するために、僕はずっと前からいろいろなものを脱ぎ捨て…

  16. モココケロリッチ 小説

    • 時乃
    • 13年前
    • 12,684文字
    • 読了25分

    みなさん! 「まずはこちらのデータをご覧ください……これは、5歳から10歳までの児童を対象とした、不眠症になっていると考えられる人の数を年度別に棒グラフで示したものです。このグラフからも分かるよ…

  17. 邪気乱遊戯 小説

    • 時乃
    • 13年前
    • 13,214文字
    • 読了26分

        1     ああーなんかスゲーすっきりした。完全に目が覚めた。……いや解放されたって感じかな。   オタクの渡辺がそんなセリフを言ってい…

  18. 西葛西ちほう爺隊1 小説

    • 消雲堂
    • 13年前 新着
    • 1,599文字
    • 読了3分

    江戸川区の老人ホームで区内の老人を集めて交流会のようなものを開催していると聞き、最近になって僻みっぽいのが増強され嫌世感が強くなってきた西葛西に住む義父を見学に連れて行くことにした。何で僕が・・…

破滅派は同人サークルから出発していまや出版社となりました。
破滅派の書籍は書店・通販サイトでお求めいただけます。

破滅派の通販サイトを見る

すべての電子書籍