ジャンル: 小説 2,949件

  1. 逆行の盆(前編) 小説

    • 佐藤
    • 16年前
    • 7,640文字

    雷に打たれて死んだ男が生き返った。見たところ、特に変わった様子はない。しかし、「生から死へ」という自然の摂理を逆行した彼を待っていたのは、不思議な出来事だった。不気味さとおかしみの同居する、ユー…

  2. カマキリの卵と黄色いバトン 小説

    • 児島啓祐
    • 16年前
    • 7,390文字

    僕はじいちゃんにほんとうにたくさんのことを教わった――カマキリの生殖と、運動会。破滅派きっての新鋭が送る、心温まるお話。

  3. オノレ・シュブラックの失踪 小説

    • 己戸春作
    • 16年前
    • 3,362文字

    誰もオノレ・シュブラックを捕まえられない。幾つもの名作を残した奔放な文学者アポリネールの佳品を、己戸先生が端正な日本語に。

  4. ゲシュタルト崩壊 小説

    • 柳澤仲次
    • 16年前
    • 6,205文字

    心理学用語で、全体性を持ったまとまりのある構造をゲシュタルトという。家から出たくてたまらない「俺」を襲う感覚がもたらすものは――「そうだ、アインシュタインは間違っている」

  5. 夕凪の部屋(4) 夕凪の部屋 / 小説

    • 竹之内温
    • 16年前
    • 4,249文字

    同じスニーカー、狂ってしまった母の話、大学、ビートニクス、東京。言えずにいた思いが部屋の中でひっそりと強まってゆく。閉ざされた空間での思いを描いた傑作長編。

  6. 左手(後編) 小説

    • 大谷マサヒロ
    • 16年前
    • 8,517文字

    妻が買ってきてくれた枕は、どう見ても男の太腿だった。平穏な生活に現れる、身体の一部。受け入れるに受け入れられない「俺」の日常を描く。

  7. 史上最低の合コンエトセトラ 小説

    • 手嶋淳
    • 16年前
    • 5,786文字

    くだらない話を垂れ流し、それでも地球は回って行く。「語り部」ならぬ「聞き部」の私は、今日もみんなの話を聞きに行く。あーつまんね。

  8. 方舟謝肉祭(16) 方舟謝肉祭 / 小説

    • 高橋文樹
    • 16年前
    • 8,222文字

    性格の悪い語り手Fは、ついに宗おじさんの秘密へと至る。自らの「血のこと」が汚されることすら厭わないFは、弟子DDに向けて、これまで自分が描いてきたすべてを覆す秘密について語る。

  9. 左手(前編) 小説

    • 大谷マサヒロ
    • 16年前
    • 7,945文字

    妻が買ってきてくれた枕は、どう見ても男の太腿だった。平穏な生活に現れる、身体の一部。受け入れるに受け入れられない「俺」の日常を描く。

  10. K線の秩序 小説

    • 佐藤
    • 16年前
    • 6,313文字

    寒冷地を通るとある鉄道路線の車内に現れた闖入者が秩序を破壊する。落ち着いた筆致で浮かび上がる、静かで大人しい残酷さ。

  11. 蕎麦と卵とチョコレート 小説

    • 児島啓祐
    • 16年前
    • 7,956文字

    そばを愛していたにもかかわらず、そばアレルギーになってしまった太一。もっとも愛するものを遠ざけて生きねばならない彼が、二つの出会いをへて下した結論とは? 新世紀の到来を告げるアレルギー文学。

  12. 夕凪の部屋(3) 夕凪の部屋 / 小説

    • 竹之内温
    • 16年前
    • 5,836文字

    同じスニーカー、狂ってしまった母の話、大学、ビートニクス、東京。言えずにいた思いが部屋の中でひっそりと強まってゆく。閉ざされた空間での思いを描いた傑作長編。

  13. 蕎麦地獄 小説

    • 児島啓祐
    • 16年前
    • 7,528文字

    蕎麦つゆの中で踊る黒い妄想。かつての知人が告げたのは恐ろしい家族の過去だった。若き俊英が送る傑作短編。

  14. 方舟謝肉祭(15) 方舟謝肉祭 / 小説

    • 高橋文樹
    • 17年前
    • 9,860文字

    小説を書くとは、いったいどういうことか? 性格の悪い語り手Fは、そんな問いを弟子DDに投げかける。インチキ手品師呼ばわりされることを厭わない彼が、自らの書いた小説「方舟」に下した評価とは。

  15. 夕凪の部屋(2) 夕凪の部屋 / 小説

    • 竹之内温
    • 17年前
    • 5,558文字

    同じスニーカー、狂ってしまった母の話、大学、ビートニクス、東京。言えずにいた思いが部屋の中でひっそりと強まってゆく。閉ざされた空間での思いを描いた傑作長編。

  16. 方舟謝肉祭(14) 方舟謝肉祭 / 小説

    • 高橋文樹
    • 17年前
    • 10,505文字

    多くの命を失いながらも、宗おじさんら一行は最後の希望を求めてあがく。海洋冒険小説はやがて幕を閉じ、驚くべき展開が……。

  17. あの日に戻る 小説

    • 竹之内温
    • 17年前
    • 6,518文字

    恋人に別れの手紙を送ったはずが、大学時代の友人の元に届いてしまった! 間違いだらけのちえ子のある夜のお話。

  18. 夕凪の部屋(1) 夕凪の部屋 / 小説

    • 竹之内温
    • 17年前
    • 6,320文字

    同じスニーカー、狂ってしまった母の話、大学、ビートニクス、東京。言えずにいた思いが部屋の中でひっそりと強まってゆく。閉ざされた空間での思いを描いた傑作長編。