ジャンル: 小説 3,031件

  1. 釣糸 小説

    • 渡海 小波津
    • 10年前
    • 14,808文字

    落選作

  2. 日常。(40) 小説

    • mina
    • 10年前
    • 1,200文字

    毎週月曜日、私に逢いに来てくれるお客さんがいる 私はそのお客さんが大好きで、毎週月曜日が楽しみになっていた そこにお金が存在していることは解ってるんだけど、私は彼といるとそんなことは忘れてしまっ…

  3. 夜の郵便配達 其の最終回 小説

    • 消雲堂
    • 10年前
    • 3,440文字

    其の四 郵便配達員は、たすきに掛けた大きな鞄から一通の封筒を取り出して差し出した。 「やっと、あなたのお手元に届けることができました」 「すみません、ドアを開けなかったのは強盗かもしれないと思っ…

  4. 日常。(39) 小説

    • mina
    • 10年前
    • 1,390文字

    僕と妻は結婚して、もう二十年になる。夫婦仲は良い方だと自分では思っている。 …いわゆる夜の生活なんていうのは殆ど無いけれど、僕と妻の関係は良好だ。 戻れる場所があるっていうのはいいことだと思って…

  5. 「江戸川サイクリング」 其の弐 小説

    • 消雲堂
    • 10年前
    • 2,496文字

    2. 祥子が自宅で昼食の後片付けをしていると、電話の音が鳴った。 祥子は洗い終わったばかりの食器を食器乾燥機に入れて、タオルで手を拭きながら慌てて電話の子機を手にとって電話に出た。受話器の向こう…

  6. 日常。(38) 小説

    • mina
    • 10年前
    • 1,229文字

    触れられても、何もカンジなかった 舐められても、何もカンジなかった kissされても、胸を揉まれても、 何もカンジなかった それは、きっと…          ・ 「どう?気持ちいい?」 「…う…

  7. 「夜の郵便配達」其の弐 小説

    • 消雲堂
    • 10年前
    • 1,155文字

    続きです(*^o^*)

  8. 「夜の郵便配達」其の壱 小説

    • 消雲堂
    • 10年前
    • 977文字

    夜中にトイレに入っている際に「夜中に郵便配達が来たら怖いだろうなぁ」って、ふと思い浮かんじゃったのです。

  9. 「江戸川サイクリング」其の壱 小説

    • 消雲堂
    • 10年前
    • 2,056文字

    昨年亡くなった義父のことを書いたものです。この頃は心も身体もまだ元気でした。

  10. 日常。(37) 小説

    • mina
    • 10年前
    • 1,437文字

    午前六時に起床。軽くシャワーを浴びて、いつも行くお気に入りのカフェで買ったパンを焼く。バターとジャムはネットで取り寄せたちょっと値段が高めの贅沢なヤツ。コーヒーは輸入雑貨店で見つけた、ニューヨー…

  11. 日常。(36) 小説

    • mina
    • 10年前
    • 1,342文字

    携帯電話の着信ランプがピンク色に光るたびに私はドキドキしていた 私の携帯電話の着信ランプがピンク色に光る時は彼からメールが来たしるしだから 彼は私より8歳も年下で、音楽の趣味も食べ物の好みも全く…

  12. 日常。(35) 小説

    • mina
    • 10年前
    • 1,241文字

    どうして男の人って浮気するのかしら? 「何かさっきのお客さん、私のこと抱きしめて愛してるとか真剣に言うのよ」 彼女が話している、さっきのお客さんというのは私にも愛してると言って、私を抱きしめた男…

  13. 日常。(34) 小説

    • mina
    • 10年前
    • 1,261文字

    どうやら僕はもてないらしい 「渡辺くんはいつ結婚するの?」 「いやぁ、もうすぐしますよ」 「私が後二十歳若ければねぇ…、あんたみたいに 真面目で誠実な男、ほっとかないんだけど」 「そうですか?」…

  14. 日常。(33) 日常。 / 小説

    • mina
    • 10年前
    • 1,251文字

    その日は妙に寒くて、眠くても眠れなくて、やっと寝れたと思ったら、寝汗びっしょりで、また起きちゃって 一体今は夜なんだか、昼間なんだか解らないまま、ずっとベットの上で過ごしていた 側に置いておいた…

  15. 日常。(32) 日常。 / 小説

    • mina
    • 10年前
    • 1,164文字

    気持ちが悪いんだ 君は確かにソコにいて、僕の手を握ってくるから… 僕が今ココにいるって、確認出来るんだけど だけどそれって、僕にとってはやっぱり気持ち悪い事なんだ 「また書き込まれてる…」 お店…

  16. 日常。(31) 日常。 / 小説

    • mina
    • 10年前
    • 1,212文字

    時々、誰に抱かれているのか、解らなくなる時がある 「気持ちいい?」 「…うん」 私はいつも彼に抱かれている 彼の都合のいい時間に呼び出されて、セックスをしている 「ココ、濡れてる」 「…ん…ダメ…

  17. 日常。(30) 日常。 / 小説

    • mina
    • 10年前
    • 1,253文字

    髪の毛がいつもいい匂いだったんだ だから触りたかった ずっと触っていたかった 柔らかいあの感触が大好きだったんだ 「髪の毛の匂い?」 「そう」 同じ店の女の子が私に問いかけてきた 「ヘアコロン何…

  18. 泣きながら、ポークソテー 小説

    • 高橋文樹
    • 10年前
    • 8,116文字

    私達は雨もりの修繕をするように生きてきました。ーーひっそりと生きる夫婦の、つかの間の幸福譚。