2018年度11月度合評会『平成歌謡大全集』応募作品です。勝手もよくわからないままですが、初挑戦してみました。 『サトームセンの歌』(初出 おそらく1990年 平成2年)
※Juan.Bオリジナル作品。 ※自作品と近辺について。引用は破滅派における三年間のハイライトである。 ※画像はシェイクスピア劇のムーア人オセロである。俺は彼ほど精悍ではないし末路を辿りたく…
2018年度11月度合評会『平成歌謡大全集』応募作品です。安室奈美恵『CAN YOU CELEBRATE?』(1997年:平成9年2月19日リリース)平成の歌姫に捧げる無償の愛が殺伐とした荒野を…
2018年度11月度合評会『平成歌謡大全集』応募作品。THE BLUE HEARTS『人にやさしく』(メジャーリリース、1996年:平成8年)講談社受付の方、すみません。それでは聴いてください。…
イワン・フョードロヴィチ・カラマーゾフ問題の現代的拡張。 この話はル=グウィンの短編『オメラスから歩み去る人々』を下地とし、その枠内と枠外で展開されます。 反出生主義に関する議論において一石…
ノーベル文学賞を受賞しなかった事が二十世紀文学史七不思議の一つとされる(ヤバい理由が色々あったんですが)現代文学の巨匠・アルゼンチンのボルヘスが、実は本当になりたかったのはSF作家だった、という…
ソクラテスが脱獄を思い留まった理由は、イエスの謎の三十年にあった、というお話。刑死の前夜、ソクラテスは最後の夢を見た。夢の中で彼はアポロンから神託を授かる。
※親愛なる「ふつーの日本人」達へ捧ぐ ※少しぐらい朴烈と金子文子に捧ぐ
性の交換を夢見る人は昔からいたようですね。この小さな物語は千夜一夜物語から題材を取りました。千夜一夜物語はぶっ飛んだ想像力とエロティシズムの宝庫で長年愛読しています。画像は19世紀から20世紀に…
10月16日は王妃マリーアントワネットの命日でした。最期に臨んでとても勇敢で威厳があったという王妃を偲んでまたまた歴史回文をご披露いたします。
※親愛なる「ふつーの日本人」達へ捧ぐ
長い回文です。ここに書かれている言葉の羅列は、回文という手法が要請したものであり、その言葉たちによって成り立つこのドキュメントは、必ずしも作者の本意ではない。にもかかわらず、こうして書き上げなけ…
※親愛なる「ふつーの日本人」どもへ捧ぐ
※親愛なるふつーの日本人どもへ捧ぐ ハーフ、混血、アイノコ、ダブル、他混合を表すあらゆる用語は実の所意味はない。大体、名前で呼ばれなければいけない。
※2018年09月合評会 参加作品
マンホールにまつわる掌編三つ。嘘と思って読んでください。
その日、彼は幻想の中でだけ、供花を手向けた。
誰にも聞こえないことを確かめて、ふう、とひとつ長く深い溜息を吐くと、まるで予定されていたかのように、自分は何から何まで間違ったことばかりしているのだという、漠然とした妄想に襲われた。それは白いT…
破滅派は同人サークルから出発していまや出版社となりました。
破滅派の書籍は書店・通販サイトでお求めいただけます。