超短編小説「猫角家の人々」その73
朝鮮悪安倍心臓の心肝を寒からしめたのが、前文部科学省事務次官の舞川氏である。友人の経営する家計学園に、無理やり、獣医学部新設を認可しようと企んだ、朝鮮悪心臓は、文科省の幹部に圧力を掛けた。地元の今針市にも、特区認定を餌に巨額の補助金を負担させた。大学の用地は、ただで提供させた。
文科省幹部は、余剰気味の獣医を増やす必要性を認める立場にない。学部定員も他大学の倍近いのはおかしい。なぜ、新設を許さなくてはいけないのか?家計が安倍心臓の友人だからである。こんな「えこひいき」がまかり通っているのだ。安倍の近親者はやりたい放題なのだ。朝鮮悪仲間だけが、美味しい思いをする構造なのだ。「背乗り」が、この国のエリートの条件なのだ。
それまで却下され続けていた家計学園の学部新設申請は、安倍晋三のツルの一声で認可された。随分と汚らわしく、卑しいツルだが。「総理のご意向」だという文科省の内部文書の存在の有無が問題となった。文科大臣は、安部に向かって手もみをしながら「そんな文書は確認できなかった。」と報告した。これで、朝鮮悪安倍心臓から、論功行賞を受けられると、ほくそえむ。安倍と癒着関係にある黄泉瓜や惨軽は、こぞって、「終幕」を演じようとした。スキャンダル話を立ち消えモードに切り替えようと企んだ。
ここで登場したのが、今年初めまで、文科省の事務方のトップにあった舞川氏である。舞川氏は「総理のご意向」文書の存在を認めた。「あったものを無かったことにすることはできない。」と。安倍一味は震撼した。そもそも、文科省のトップの座にあった舞川氏が、安倍一味の言いなりに動かない人物であることは少し前から分かっていた。事務次官になるまで猫を被っていて、就任後、本領を発揮したということだ。
そこで、文科省の天下り斡旋問題を口実に、舞川氏を2017年1月に辞任させたのだ。舞川氏は、多くの文科省職員から慕われた名次官だったのだ。人格者。人気者。朝鮮悪とは無縁の分野の人物だったのだ。
その舞川氏は、辞職させられて後、機会を狙っていたに違いない。官僚による安倍心臓への反撃作戦を行使すべき時が来るのを。
安倍心臓の配下の悪代官、須賀官房長官は、舞川氏の正義の告発に慌てふためいた。そして、舞川氏の「出会い系クラブ」通いを黄泉瓜に記事にさせた。予め、舞川氏の行動を黄泉瓜に監視させ、粗探しをしておいた成果だった。黄泉瓜は、チンパンジーによく似た悪代官の指示通り、あたかも、舞川氏が、出会い系で、買春をしていたかのように書き連ねた。「印象操作」である。
舞川氏は、非常に研究熱心で、現場主義の高級官僚である。出会い系クラブで、シングルマザーと交流し、彼女たちの困窮や抱える問題を実地に知ろうとしたのだ。須賀悪代官の汚い印象操作作戦は、逆に、舞川氏の清廉潔白な生き様を浮かび上がらせてしまった。
出会い系クラブで舞川氏と交流のあった女性は、「前川さんは、私の手も握らなかった。」「舞川さんにはとても感謝している。」と熱い思いを語り、彼女の母親も、舞川さんを絶賛した。舞川氏は、退職後、身分を明かさずにボランティア活動に身を投じていた。一挙に国民の尊敬の念が、舞川さんに集まる。こんな素晴らしい、立派な元次官がいたなんて!新鮮な驚きである。
「舞川さんが出会い系に行こうが行くまいが、安倍心臓が家計学園に便宜を図った事実は消えない。」
全くその通りだ。何の関係もないのだ。悪代官の須賀は、火に油を注いでしまったのだ。そして、その「怪文書」の現物が、表に出てくる。官僚が、舞川さんの「義挙」に触発されて、安部という卑しいが強大な権力に対峙すべく、立ち上がったのである!(続く)
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