叫声

合評会2020年09月応募作品

わに

小説

5,367文字

神様のせいで罪を背負い、神様によって孤独を強いられ、神様によって生かされている女の人の話

あんたは、神様に出会ったことがありますか。恥ずかしい話、あたくしにはあるんです。あれは十八になってまもない頃でした、そんとき既に目はほとんど見えとらんくて、白黒、灰色、光の濃淡をやわく掴むことができるくらいの能力しかありませんでしたが、あれは、いや、あの「お方」は、まばゆいばかりの白であったと、あたくしは確信しております。遠く遠くから一直線に降り注ぐ太陽光線の色、まるごと全部はねっかえす、白い鱗をお持ちでした。大きな魚のような形をした、白い鱗の神様でした。その「お方」が神様だと分かった瞬間、体の芯がつーっと冷えて、心臓鷲掴みにされたように胸が苦しくなりました。目が見えなくてよかったと、そんとき初めて思いました。その姿をはっきり捉えてしまったら最後、まともに生きてはゆかれないでしょう。

 

あんたは、人を殺めたことがありますか。情けない話、あたくしにはあるんです。憎かったわけじゃありません、ああ、こいつの「死にどき」は今だ、と分かったからその通りにしただけなんです。刺したりとか、絞めたりなんて、できるはずがありません。突き落としました。学校の屋上から。寒かった、ああ、あの日、寒かった、雪も降らんような、からからに乾いた冬でした。人の命はゆっくりと潰えます。いじめっ子の吉田君は、三ヶ月、ベッドの上で苦しんでから死にました。そのあいだに季節は春へと進んでおって、無事小学六年生へ上がってから、どうしてだか、あたくしの視力はとろとろと景色を溶かすように落ちてゆきました。

 

朝起きてまず、あたくしは自分の右手を見ます。見えなくても。あれから五十年近く経っても思わずやってしまう癖のようなものです。今でこそ遣瀬ない思い出ですが、吉田君を「やっつけた」とき、あたくしは自分の右手に神様が降りて来て応援してくださったんやと感じました。当時あたくしの身長はまだ百四十センチに届かず、体重もそれなり。対して、吉田君の背は頭ふたつ分高く、ずんぐりと骨太な体をしておったと記憶しております。そいつの体を吹っ飛ばして、屋上から落としたんです。何が起きたのか、自分でもよく解りませんでしたし、近くにいた親友のこう子ちゃんも息が詰まったみたいに赤い顔して目え見開いたまま固まって、そのあと二人してコンクリートの地面にへたり込んだまま動けなくなりました。

いじめられていたのはこう子ちゃんでした。あたくしは、悪い人間をやっつけ、善い事をしたのだと、罪悪感よりずっと爽快感と達成感に塗れた幼い脳みそでそう理解していました。

 

自分がやり遂げた行いが善い事でもなんでもなかったと分かったのは「教会」へ行った初日のことです。目がおかしくなりはじめて一年が経った中一の春、体に起こる不調は全て体の中に溜まったのせいだと信じる両親が、を少しでも和らげるため、とある人に力を分けてもらっておいで、と言ってあたくしを山ん中のお屋敷へ連れていきました。そのお屋敷は「教会」と呼ばれておりまして、そう、まあ、宗教の真似事みたいなもんです。その宗教もどきは今でも時々目にする妙ちきりんな健康食品なんかを売ってる団体のはしりでした。

「教会」について早々、そこで二番目に偉いという着物の女の人、サのさまが、思い切って吉田君のことを告白したあたくしに向かって言うんです。それはただの人殺しで、きっとあなたの体に入ったが頭の中まで回ってしまったから、善い事だなんて錯覚しているんでしょう、と。もう助からんと言われました。でも、このまま帰すんじゃご両親が不憫でしょうからと、あたくしは渋々、サのさまの小間使いとして「教会」に置いてもらえることになりました。

そしてそのまま、十八の秋に白い鱗の神様に助け出してもらうまで、ずっとそこにおりました。

 

 

これはあたくしの単なる想像でしかないけど、人は人生のうちのほんの一時だけ、自分というものの枠を超えてしまうような力を発揮する瞬間があって、その力が「どっちの方向に」使われたのかによって、その人の今後の人生がまるきり塗り変わってしまうことがあると思ってるんよ。つまりね、あたくしの言いたいこと、お分かりになりますか。

 

「教会」での生活は楽ではありませんでしたが、味気ないねと仲間内でこぼす程度には余裕がありました。でも、サのさまに助からんと言われた目は日々確実にばかになっていきます。目の前の人の表情も掴めんようになるまでに二年とかかりませんでした。その間、季節が変わるごとに母親から手紙が来ておりまして、それを目を皿のようにして何度も繰り返し読むことだけが日々の小さな幸せでしたが、最後に来た手紙は一度読んだきりで、読み返すことはありませんでした。それは字が読めんくなったからではないんです。

あのね、こう子ちゃんが、吉田君が屋上から落ちて死んだんはあたくしのせいやって、みんなに言ってしまったんやって。あたくしが町から消えたことで、安心したんか知りませんが、あたくしの家に直接、言いに来たんだそうです。懺悔、、やって。お母さんはそれ聞いて、こう子ちゃんが嘘言うとるとは思えんし、やっぱりあんたが人殺しやったから体に溜まって、それで目え見えなくなったんやって合点がいきました、って。信じられんかった。こう子ちゃん、あいつが死んでほっとしとったやん。それはあたくしのお陰と違うんですか。勝手に懺悔して肩の荷下ろしたこう子ちゃんの目も見えんくなったらいいのに。手紙を読んだ日の夜、真っ暗に消したトイレの古いタイル張りの壁に頭の天辺をぐりぐりとこすりつけながら唸り声を殺して泣きました。ゆらゆら立ち上がったと思えば複雑に絡み合って腹ん中で暴れまわる、悲しみと諦めと怒りと絶望があたくしを寝かしてくれんかったんです。お母さんやお父さんだって、最初っからあたくしのことが嫌いだったんじゃありませんか。だからあたくしの目がおかしくなったことにかこつけて、こんな遠くにあたくしを捨てていったんじゃないんですか。なんもかもが繋がって分かった気がして、体の力抜けるかと思えば、あの町でのうのうと生きとる人々の幸せが憎くてたまらん、それが延々。

吉田君を「やっつけた」んが善い事でもこう子ちゃんのためでもないなら、つまりあたくしは何の理由もなく同級生を殺したあたまのおかしい人間でした。どれだけサのさまに「それは善い事ではない」と言われていても、あたくしは、こう子ちゃんだけはあたくしに感謝しとると信じてたんです。だから、あたくしは自分の非常な力、あそこで使ったんは間違いじゃなかったと、それだけ頼りに生きておりました。そう思っていたかったんです。でも、もう思い切れんかった。それは一通の手紙ん中、黒い文字になって残っております。あたくしはそれまで届いていた手紙を全部持って、サのさまに最初で最後の頼み事をしました。裏庭で燃やしてくださいませんか。サのさまは窓のほうに作りつけてあるデスクから立ち上がると、あたくしの持っていた手紙を手に取って、今日は午後から雨の予報ですから、明日の夕方にしましょうか。とだけ言ってあたくしの肩をさらっと撫でました。

まみれのあたくしにさえ優しいサのさまのこと、死ぬまでお慕いしようと思いました。

 

でも結局のところ、その想いも数年しか続かんかった。全てが上手く転ばんのがあたくしの人生なんですね。

ある日のお昼過ぎ、サのさまが手探りでお庭の草むしりをしていたあたくしの背後に立って、もう終わりにしていいですよと言うんです。一応振り返ると、サのさまの姿が逆光ではっきりと黒く見えました。あたくしの前髪を軽く後ろへかき上げるように撫でながら、体綺麗にして、ここ出る準備して、十五時に、玄関。と、呪文唱えるみたいにそれだけ言いつけました。ここ出る準備? 一緒に草むしりをしていた仲間に時刻を訊くともう十四時を回っておりましたから、あたくしは半信半疑ながら急いで身支度を整え、服や小物をかき集め、玄関へ向かいました。

玄関にはサのさまではない人が立っていて、山の中腹のバス停まで送るから、終点の駅前まで乗りなさい、ご両親がそこで待っているから。と男の声で言いました。呼吸が止まりました。

 

車ん中では呆然自失としとって、口開かんあたくしに運転手は、お父さんとお母さんに会えるの楽しみだね、とかそんな一滴も望んどらん言葉ばっか投げてよこして、あほらしい。あたくしのことを厄介払いしておいて今更どうして呼びつけるのか、意味がわかりませんでした。早く帰りたい。サのさまのところへ帰りたかった。

運転手だけが不自然なほどべらべら喋る車は十分ほど走ってから、突然、ドンという音を立てて止まりました。荷物の入ったボストンバッグを抱えていたあたくしは、助手席の背もたれに勢いよく頭をぶつけました。運転手が、小さな鹿か何かとぶつかったみたいだ、と言って慌てて出ていくと、車の中にはあたくしだけがぽつんと残されました。帰ろう、と思いました。

後部座席の扉のレバーを極力ゆっくり引いてロックを外し、荷物片手にそろそろと車を降りました。鹿は遠くで倒れているのか、気づかれた様子はありません。そのまま車の進行方向とは真逆に、早足で歩き始めます。踏み締める道は土が剥き出しのほとんど獣道のようなもんで、両側から枝を伸ばす木々のざわめきが妙に力強い。それでも車からまだ百メートルも離れんうちに、背後から、おい、お前! という大声がして、男が走って追いかけてきます。走ったって距離は広がらん、逃げられん。男はまずあたくしの腕を掴んで、それからもう片方の手で鞄を掴みました。

そんとき、声が出ました。あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!と、獣の呻き声みたいな声があたくしの喉を突き破って山ん中響きました。男が怯んだ隙に腕を振り解いて、また走り出しました。踏み固まった土の感触がしていた地面はいつの間にか短い雑草が生茂る、明らかに道ではないそれに変わっておりましたが、もう戻ることはできん。中途半端な丈の靴下は剥き出しの足を守ってはくれず、ぴしぴし肌が切れていくのが分かりました。木にぶつかり、倒れ、立ち上がり、また闇雲に走っては木にぶつかって、それから、池に落ちました。

木の波打った根本が湿っていて、足を滑らせたんです。どぷんと大きな音立てた後、気づけばもう上も下も分からず、終わったと思いました。でもパニックの中目を開けたら、明るいんです。泥の中かと思えばそこは澄んだ水で、上から覆いかぶさる木の葉が形作る光の模様が、揺れる水面をちらちら撫でていました。腐った葉や藻なんかは体に触れてこなくて、まるでそこだけ誰かがこまめに掃除しているみたいに綺麗だった。おそらく、そこは神様のお家だったんでしょう。あたくしの背後から回り込むように、白い鱗の神様が、現れました。

その池ん中で悠々と動いとるんは、あたくしと白い鱗の神様のふたりだけでした。だから尚のこと、その白く輝く姿が際立っとった。はっきりと見ることができたわけではありませんから、これはあたくしの思い込みかもしれませんが、神様は、あたくしのこと、じっと見てきたんです。まるで全部知っとるみたいに、静かに、ずっと。さっきの大声も聞こえていたかもしれん、あたくしは酷く恥ずかしい気持ちになって池から顔出そうとしました。でも、出られないんです。まるで水面がガラスみたいに固く閉ざされて、逃げることは許されませんでした。でも不思議と苦しくないんです。その間も神様は何かを待つように、こちらをじっと見ています。

そしてしばらくの静寂の後、その白い光がふっと上を向いたように見えたので、一緒になって上向いた。するとそこには人がおって、池の上から中をのぞいているように見えました。心臓が止まるかと思いましたが、その人影はゆらゆら何かを探すように動いた後、どこかへ行ってしまいました。隠してくれたんでしょうか。目線を戻すと、もう神様はどこにもおらんくて、それに気がつくと同時に、あたくしは意識を失いました。次に気がついたときには、山の中腹のバス停近くで荷物と一緒に倒れとったところを、近くの住民に発見されて、警察と救急車が呼ばれておるところでした。

 

 

あとから知った話ですが、あの日サのさま達があたくしに言ったことは、全て嘘だったそうです。両親が駅であたくしのことを待っているなんて、真っ赤な嘘。あの車は、あたくしを山の、お屋敷のある場所よりもっともっと深いところへ捨てにいくために走っていたのだと聞きました。だから、あたくしにとっての神様はただひとり、過ちだらけの体で、あとはただ死んでゆくだけの、どうしようもないあたくしを助けてくれた、白い鱗の神様だけなんです。

 

でもね、今でも夢に見る。サのさまと一緒に裏庭で、手紙の束に火いつけて、それが燃えて崩れて消えてなくなっていくところを、狼煙のような細い煙がゆっくりと空へ上がっていく、それを二人で見上げているところを、あたくしは、いつまで経っても、忘れることができないの。

 

2020年9月19日公開

© 2020 わに

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"叫声"へのコメント 18

  • 投稿者 | 2020-09-24 19:08

    白い鱗の神様との出会いや、こう子ちゃんや両親への憎悪、山間を逃げ回るシーンなどを読み、ハッとしたり胸に迫るものがあったり手に汗を握ったりしました。この物語は白い鱗の神様とサのさま、どちらの出会いに重きをおいているのだろうと思いました。

    • 投稿者 | 2020-09-25 22:08

      >この物語は白い鱗の神様とサのさま、どちらの出会いに重きをおいているのだろうと思いました。
      作者としては「サのさま」なのかなと思いながら書いてます。ただ、当初は白い鱗の神様を前面に出すつもりでいたので、そのあたり整理がつかなかったのがバレてますね。

      著者
  • 投稿者 | 2020-09-25 21:22

    あるいは主人公は自分で自分を救ったのかもしれないと思いました。断末魔の声と共に原初の生命の力を呼び出したのかもと。失われた両眼の光の替わりに杖となるものなのかも。美しい描写と、静かで不穏な語り口に心惹かれました。

  • ゲスト | 2020-09-25 21:44

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  • 投稿者 | 2020-09-26 08:51

    サのさまがとても魅力的な人物で、こういう人が教祖だと新興宗教に人が集まるのも無理はないなあと思ってしまいます。
    ぐらぐらと揺れる踏み石を歩くような、危うげな表現で最後までもっていくのはさすがだなと思います。しっかりとした思考の土台があるからこそなのでしょうね。

  • 投稿者 | 2020-09-26 15:52

    通過儀礼的な話として読みました。語りかけるような文体と、それにくねくねとついて回るような感情の揺れの描写が魅力的です。
    白い鱗の神様には何かモチーフがあるのか気になりました。

    • 投稿者 | 2020-09-27 18:44

      ありがとうございます。
      >白い鱗の神様には何かモチーフがあるのか気になりました。
      何かあるかなあと日中考えていたんですが、たぶんないです。
      「神様って実態が見えないけどパァ〜って白く光ってそう」という勝手なイメージから生み出しました。

      著者
  • 投稿者 | 2020-09-26 18:46

    よく書けている。ただ、サのさまにどっぷり帰依していた主人公が彼女の言うことを「全て嘘」「真っ赤な嘘」と受け入れるまでの過程がかなり唐突な感じがした。白い鱗の神様との一瞬の邂逅でマインドコントロールが解けるものだろうか? 五十年のうちの葛藤や心情の変化が端折られすぎている印象を受けた。

    • 投稿者 | 2020-09-27 18:46

      >ただ、サのさまにどっぷり帰依していた主人公が彼女の言うことを〜
      あー確かに!そうですね。彼女自身の心の内より読者のサプライズ感を重視して書いてしまいました。唐突に感じられてしまっては、サプライズもクソもないですね。

      著者
  • 投稿者 | 2020-09-27 02:44

    淡々と流れるような文章がとても好感が持てました。
    この神様、関わった主人公の運命が翻弄されたことから、幸福をもたらすとか不幸をもたらすとかよりも、単純に関わること自体があまりよろしくなく、丁重に境界を引いて祀ったりするような存在なのかなと。

    • 投稿者 | 2020-09-27 18:49

      >幸福をもたらすとか不幸をもたらすとかよりも、単純に関わること自体があまりよろしくなく
      まさにそんなイメージで書きました。日頃の行いとか因果応報とかそういうヒトが考えているバランスとは全く別の作用をもたらす存在として書いております。

      著者
  • 投稿者 | 2020-09-27 11:18

    サのさまも持て余してしまったのかしら。幻想的で禍々しさもある美しい文章ですね。引き込まれました。

  • 編集者 | 2020-09-27 16:19

    恩恵を与えるのか祟るのか分からないサのさまの造形が中々怪異らしい。魚や神にとって人間の価値観など意味をなさない世界なんだと思った。

  • 投稿者 | 2020-09-28 10:49

    美しい文章と訥々とした語り口に静謐な映像を思い浮かべて読めた。惜しむらくは現在が50歳であるという設定で、たぶん50歳が回想するともっと枯れていると思われるし、もっといろいろ美化して鎧を固めているのではないかと現役のアラフィフとしては思ってしまった。30前後か、むしろ70過ぎならあるいはもっと語り口と設定のマッチングが良好だったかもしれない。

    • 投稿者 | 2020-09-28 19:56

      ありがとうございます。
      >惜しむらくは現在が50歳であるという設定で、
      一応、小六+五十弱なので六十歳くらいのイメージですが、まあそれにしても微妙ですね。七十歳あたりになってくると戦争が絡んでくるのでひよってこの年齢にしてしまいました。。

      著者
  • 投稿者 | 2020-09-28 12:25

    滔々と話している女性からは負のオーラが、負のオーラしか感じないのに、最後、終わる瞬間がそれまでに比べてサラッとしていて、まるでそこに神様がふわっと御座しになったみたいだった。

  • 投稿者 | 2020-09-28 19:03

    個人の感覚ですが一人称「あたくし」の語り口でなんとなくブレを感じました。例えば「お父さん」「お母さん」なんかは何となく違和感がありました。「さま」の方が違和感がなさそう。
    あと、時代が分かりにくかったです。
    とはいえ、全体的に主人公の寂しさとその中にある希望というか美しさというか、そういうものが感じられて、面白かったです。勇次郎同じく主人公に血が通ってますね。好きです。

    • 投稿者 | 2020-09-28 19:58

      >例えば「お父さん」「お母さん」なんかは何となく違和感がありました。「さま」の方が違和感がなさそう。
      >あと、時代が分かりにくかったです。
      おっしゃる通りと思います。確かに変ですね。あとは調査(知識)不足です。
      合評会終わったら直そうかなあ

      著者
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