寒さもすっかりなくなり、温かくなってきた今日この頃、皆さんはいかがお過ごしだろうか。新年度も迎え、破滅派同人の活躍もますます目立っている。今後もはめにゅーを是非ご覧いただきたい。
さて、3月に「はめにゅー」で公開された記事の中から、人気の高かった記事をおさらいする。忙しくて毎日は「はめにゅー」をチェックできないという人も、この機会に話題の文学ニュースをまとめて確認しておこう。3月はどのような文学ニュースが読まれたのだろうか?
10位~4位
10位
Juan.B
作家の大江健三郎が3月3日に死去した。88歳だった。
9位
松尾模糊
斧田小夜による新作が日本SFアンソロジー『NOVA 2023年夏号』に掲載される。
8位
松尾模糊
『第67回岸田國士戯曲賞』に加藤拓也「ドードーが落下する」と金山寿甲「パチンコ(上)」が選ばれた。
7位
松尾模糊
佐川恭一の『シン・サークルクラッシャー麻紀』が東京新聞の夕刊コラム「大波小波」で紹介された。
6位
Juan.B
東京・神保町で「春の古本まつり2023」が3月24日から26日まで開催される。
5位
松尾模糊
今月発売される文芸誌4誌の目次をざっと確認して、誰が何を書いているかを確認する定点観測記事。どれを読めば良いかの指針にどうぞ。
4位
松尾模糊
2年ぶりの開催となった第三回かぐやSFコンテストでは「未来のスポーツ」をテーマにしたSF作品を募集する。
受賞から掲載まで、めでたいニュースが並ぶ一方、ノーベル文学賞受賞者である大江健三郎の死去という悲しいニュースもあった。今後もその作品は読み継がれていくだろう。
3位
松尾模糊
にいがた経済新聞社が主宰する『NIIKEI文学賞』が創設された。ライトノベル部門、純文学部門、エッセイ部門、ショートショート部門の四分門で広く全国一般からも募集する。
新しい文学賞が創設される。是非はめにゅーでも行く末を見守っていきたい。
2位
Juan.B
4月7日発売の文芸誌『文學界』2023年5月号に、大木芙沙子「うなぎ」が掲載される。
大木芙沙子の「うなぎ」が文學界に掲載された。破滅派同人の活躍がますます広まっている喜ばしいニュースとなった。
1位
松尾模糊
南海の雄・藤城孝輔による共著「『ドライブ・マイ・カー』論」が慶応義塾大学出版会から発売される。
藤城孝輔も論考を寄せた「『ドライブ・マイ・カー』論」が発売される。文学以外の分野でも、破滅派同人は多くの業績を残しつつある。是非今後の活躍にも期待したい。
3月のニュースはいかがだっただろうか? 健康に気を付けて、今月のはめにゅーも乞うご期待である。
コメント Facebookコメントが利用できます