ロシアを中心に世界情勢が混乱の中にあるが、皆さんはいかがお過ごしだろうか。世界が壊れつつある中、はめにゅーを読みながら、文化・文学がかろうじてつなぎとめている世界について考えたい。
さて、3月に「はめにゅー」で公開された記事の中から、人気の高かった記事をおさらいする。忙しくて毎日は「はめにゅー」をチェックできないという人も、この機会に話題の文学ニュースをまとめて確認しておこう。3月はどのような文学ニュースが読まれたのだろうか?
10位~4位
10位
Juan.B
作家の西村京太郎が、3月3日午後5時5分に神奈川県内の病院で死去した。
9位
Juan.B
いんちき番長・加藤アングラ『いんちきおもちゃ大図鑑4』が、この度パブリブより発売される。どこかであきらかに見たことのあるキャラクターたちが、大変なことになっている。
8位
Juan.B
3月11日から展示される予定だった、札幌大学ロシア文化センターによるロシア文学関連のパネル展示が延期となった。
7位
松尾模糊
万城目学が大阪メトロで書き下ろしオリジナル連作短編小説『みをつくし戦隊メトレンジャー 』全5話を無料配布。
6位
Juan.B
季刊誌「東京荒野28号」に牧野楠葉と多宇加世の作品が掲載された。
5位
松尾模糊
仏小説家マルセル・プルーストと関連深い美術作品や彼の原稿などを鑑賞できる展覧会『プルーストと美術』を開催中である日仏会館を訪れた。
4位
松尾模糊
今月発売された文芸誌4誌の目次をざっと確認して、誰が何を書いているかを確認する定点観測記事。どれを読めば良いかの指針にどうぞ。
3月からは、松尾模糊がはめにゅーの執筆陣に加わった。より幅広くニュースを伝えられるようはめにゅーも精進していきたい。
3位
Juan.B
歌手でノーベル文学賞受賞者のボブ・ディランが、新刊『The Philosophy of Modern Song』を11月に発売することを明らかにした。
ノーベル文学賞受賞者ボブ・ディランの新著に注目が集まっている。
2位
Juan.B
佐川恭一の小説集『アドルムコ会全史』が、「代わりに読む人」より4月15日に発売される。先行販売の予定もある。
佐川恭一の小説集『ァドルムコ会全史』は、既にSNS上で大きな反響となっている。刊行を楽しみに待ちたい。
1位
高橋文樹
破滅派が擁する実力派作家佐川恭一と斧田小夜の単行本が2022年6月中旬に販売されることが決定した。タイトルはまだ未定だが、佐川は自身の集大成となる長編、斧田はSF短編集を予定している。
そして、破滅派にも新たな動きがある。佐川恭一と斧田小夜の作品集が6月に刊行される。期待は尽きない。
3月のニュースは如何だっただろうか。健康に気を付けて、今月のはめにゅーも乞うご期待である。
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