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冷たい雨を 紡ぎ まるめた綿を詰めた 唯の身包みでしかない、「 」に祷る。
少女と母と猫、そして祖父と人形。 (2023年)
「空と海の違い、わかる?」 彼女が問う。 ・・ 空気の抜けたビーチボールみたいに会話は全く弾まないのだけれど、私はけっこう楽しかった。さほど好物というわけでもない白身のお魚をとっても美味し…
高校生の頃に書いた作品です。
タイトルの通りの論考です。
うん。 終わりにしよう。 ・・・ 僕らは連日ここを訪ねる蝶々好きのカップルだね。
ジャンク版『不思議の国のアリス』。2021年執筆。
「ちょっと出てきます。」 「それから、、、絶対に近づかないように。」 「絶対にだ。」
神経症歴十年を数える二十九歳の「私」は、降って湧いたようなあぶく銭をはたいて一戸建てを借り、少年期を過ごした山あいの住宅街に戻った。そうして、小中学生時分に引きこもりになったまま今も住宅街に残…
神経症歴十年を数える二十九歳の「私」は、降って湧いたようなあぶく銭をはたいて一戸建てを借り、少年期を過ごした山あいの住宅街に戻った。そうして、小中学生時分に引きこもりになったまま今も住宅街に残…
閉鎖的な土地の因習により、三十歳になったら死なねばならない男の、三十歳の時の話。 南無金輪際末毘羅経。南無大正三色大権現。 ※第125回文學界新人賞(2020)第四次予選…
生活の中での他愛も無い短い詩集です。
あの辺りだけ光が入ってこないらしく、それもあって余計に聖域の様に見えました
数年ぶりに皮膚科に行ってみた話。外の世界。
会う予定ではないけれど、まっすぐに髪を伸ばして綺麗な服を着ました。だって通りで偶然出会わないとも限らないもの。どこにいてもあなたがいるかもしれない路地。日本ならどこでもあなたの住む街。 &nbs…
いやほんとに、コーラはたまに飲むと美味しいです
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