投稿一覧破滅派 4,297件

投稿を新着順に表示しています。

  1. Natural Born Fairies ~織田作之助について⑦~ エセー

    • 九芽 英
    • 8年前
    • 3,322文字

    小説の歴史の始まりを坪内逍遥の『小説神髄』とするならば、それは1885年のこと。オダサクの時代はそれから5,60年しか経っていないわけです。もちろんその間にも沢山の天才が生まれたわけですが、面白…

  2. 街灯が消えていく

    • 高橋文樹
    • 8年前
    • 306文字

    僕の町の街灯はLEDになった それまでの夜道は恐ろしげだった この明るさは未来に僕の娘を守るだろう   ある夜に約束を果たした僕は 酔いながら暗い夜道を歩いた 自転車を押し コンビニで…

  3. Natural Born Fairies ~織田作之助について⑥~ エセー

    • 九芽 英
    • 8年前
    • 5,197文字

    坂口安吾も実に文章が上手い。僕は「無頼派」という言い方よりも「戯作派」という言葉の方が好きなんです。確かに坂口・太宰・織田の三人は個性としては「無頼派」でしたが、その文学的特性は文章の巧みさにあ…

  4. 遥かかなたのバニラ・ティー 小説

    • 渡名すすむ
    • 8年前
    • 12,160文字

    「普通って、なんだろう」  さあ、と僕は首をひねった。 ===  時代の移ろいに飲まれたら幸いな作品です。

  5. Natural Born Fairies ~織田作之助について⑤~ エセー

    • 九芽 英
    • 8年前
    • 5,270文字

    こう書いてますが、『可能性の文学』は面白いです。オダサクの作家人生のダイジェストのようなものだと思います。そんなものを死の直前に書き上げるなんて、オダサクには自分の運命が分かっていたのでしょうか…

  6. Natural Born Fairies ~織田作之助について④~ エセー

    • 九芽 英
    • 8年前
    • 4,746文字

    70年の時を経て、オダサクは火の鳥の如く復活を遂げようしています。「文豪ストレイドッグス」、「文豪とアルケミスト」でその名前が知られ、電子書籍によって作品が身近になりました。これは本当に10年前…

  7. Natural Born Fairies ~織田作之助について③~ エセー

    • 九芽 英
    • 8年前
    • 4,281文字

    オダサクといえば代表作は『夫婦善哉』。「文豪ストレイドッグス」コラボカバーの『天衣無縫』は、『夫婦善哉』からそのタイトルを奪ったという点において非常に価値が高いわけです。この70年間、誰もできな…

  8. Natural Born Fairies ~織田作之助について②~ エセー

    • 九芽 英
    • 8年前
    • 4,332文字

    オダサクの命日が十日戎で、尾崎紅葉と福沢諭吉の誕生日と同じだとは知りませんでした。この文章は10年ほど前に書いたものに手を加えているので、内容が大分古いです。オダサクを囲む環境は当時からは想像も…

  9. 変わらぬ血の輝き 小説

    • Juan.B
    • 8年前
    • 11,297文字

    ※破滅派オリジナル作品。 与党の幹部議員である足利に『混血』の疑いが掛けられた。左右老若男女問わず日本中が敵に回る中、足利議員は『混血』の疑いを晴らし、『正しき日本人』として生きる事が出来…

  10. 付録 ひどく暑かった夏の日の話 月の背中・A面 / 小説

    • 東亰チキン
    • 8年前
    • 14,745文字

     人殺しのあとにやる一杯はたぶん最高にうまい。

  11. 蒙昧冥利 砂肝愚譚 /

    • 東亰チキン
    • 8年前
    • 2,050文字

     明日を夢見るより、今をなんとかしろ。

  12. ロケット花火 砂肝愚譚 /

    • 東亰チキン
    • 8年前
    • 4,349文字

     夏休み。嗚呼夏休み。夏休み。

  13. Natural Born Fairies ~織田作之助について①~ エセー

    • 九芽 英
    • 8年前
    • 5,330文字

    織田作之助が亡くなったのは、今からちょうど70年前。享年は今の僕と同じ33歳。最近なんだかオダサクの人気が上がってるみたいですね。『夫婦善哉』の続編や、未発表原稿が見つかったり、ドラマ化されたり…

  14. ホテル金木犀 砂肝愚譚 / 小説

    • 東亰チキン
    • 8年前
    • 4,502文字

     男と女と某か。それは化生か物の怪か。

  15. 握り慣れた感触 砂肝愚譚 / エセー

    • 東亰チキン
    • 8年前
    • 1,525文字

     やっぱアイドルっつったら、明菜だろ。

  16. 第二逃 計画 月の背中・A面 / 小説

    • 東亰チキン
    • 8年前
    • 25,523文字

     チャンスは思いがけないかたちでやってきた。これに乗らない手はない――奴隷から自由の身へ。あいつらを殺さない代わりに普通の暮らしを手に入れる。悪くない気分だ。

  17. 第一逃 ルール 月の背中・A面 / 小説

    • 東亰チキン
    • 8年前
    • 22,980文字

     ろくでもない暮らしはいつまで続くのか。思いどおりに生きたい。そう思っても、おれにはしょせん無理な話。そんなことができる年になるまで、あと三年半もある。わかっちゃいる。わかっちゃいるがそれでもな…

  18. 天覧駅伝 天覧混血 / 小説

    • Juan.B
    • 8年前
    • 12,493文字

    ※破滅派オリジナル作品。 ※作品集収録に当たり、公開時タイトル「天覧駅伝」より改題し、「天覧混血」とした。 ※改題収録に当たり、第0章・第0.9章の追加、他一部修正を行った。 近未来、…