投稿一覧破滅派 4,268件

投稿を新着順に表示しています。

  1. 第七章 ニュー・ハートシェイプトボックス / 小説

    • 多宇加世
    • 5年前
    • 7,200文字

     始まりと終わりのジンクス。ヤニ混じりのニードフル・シングス。  映像を使った啓蒙の嘘だったんだ、多分。ニューメイカー八〇〇〇〇〇ルーメンのマッチ棒。あっちとこっちを照らすと影はどこにできるの…

  2. 第六章 ニュー・ハートシェイプトボックス / 小説

    • 多宇加世
    • 5年前
    • 8,848文字

    かなり長い風車の羽根 電飾の絡まる睫毛 私が夢でいつも台無しにしてしまうことたち 窓外にしか現れない女たち 肉体を吐き出した男たち めいめいが語り出したら

  3. 第五章 ニュー・ハートシェイプトボックス / 小説

    • 多宇加世
    • 5年前
    • 6,815文字

     暴力に走る前、病気は必ず何らかのサインを発しています。  日常の忙しさに追われ、つい病気だけで食事をさせたり、話しかけられても生返事では、病気が送っているサインを見落としてしまいます。  …

  4. 第四章 ニュー・ハートシェイプトボックス / 小説

    • 多宇加世
    • 5年前
    • 8,299文字

     人類が病気と初めて向き合ったのが「水」。雄大に地球を循環するこの「水」からできるだけ多くの恵みを得るため、人類は巨大な水のアレルギーに対してどう向き合い、それをどう克服していったのか、人は知る…

  5. 第三章 ニュー・ハートシェイプトボックス / 小説

    • 多宇加世
    • 5年前
    • 9,612文字

     俳優で僕の親友だったHへ。友人のなかで誰のことから書こうかと思ったが、誰の話をするのもやめようと思う。でも君の話はするかもしれない。僕は僕の話をテレビの小説講座でも参考にして、ここはひとつ、小…

  6. 第二章 ニュー・ハートシェイプトボックス / 小説

    • 多宇加世
    • 5年前
    • 14,941文字

    (僕のプロフィルの隣に置いてほしい文章)  大多数の病気の「作り方」を知っている世界にとって、今、あたかも与えられているように見えて奪われてしまったものは、おそらく暴力性である。あたかも与えら…

  7. 第一章 ニュー・ハートシェイプトボックス / 小説

    • 多宇加世
    • 5年前
    • 8,076文字

     誰もいないうちに砂浜へ出て、僕は僕の考えのなかで多くのことを溺死させてから、太陽に祈る。太陽を鳴らすには、そんなに強く叩く必要はないが、あなたが見るすべての幽霊達、彼らがそうであるように、僕は…

  8. はじめに ニュー・ハートシェイプトボックス / 小説

    • 多宇加世
    • 5年前
    • 9,248文字

    「治療」   Hospitality(歓待)とHostility(敵意)が僕を同時に襲うので 僕はHostage(人質)にでもされた気分だよ でも気球ほどの巨大な僕の目が上空から僕らを…

  9. tobujikandesu 小説

    • 浅野文月
    • 5年前
    • 3,320文字

    「とぶ」とはいったいなんなのであろう。飛ぶ・跳ぶ・翔ぶ・トブ…… 一つの「単語」から導き出された掌編。 さあ、あなたもとんでみますか?

  10. Adan #30 Adan / 小説

    • eyck
    • 5年前
    • 4,573文字

    渚のアストロロジー〈5〉「うん。僕に味方はいないけど、僕はずっと君の味方だよ」と僕は渚ちゃんにそう言ったんだ。

  11. 早朝学植物誌 / 小説

    • 多宇加世
    • 5年前
    • 768文字

    一 お前はその日の朝、腰に貼った一ヶ月前の湿布薬が半分以上も剥がれかけているのを見つけて悪態をついた夢をみて目が覚めた。 「ええい、チクショウ」 起きてすぐに、その言い方が誰かにそっくりだったの…

  12. ディストピアの王は果実を食べてこう言った エセー

    • GLASS
    • 5年前
    • 853文字

    世界が変わること 

  13. 五時から五時 かくおとこ / 小説

    • 吉田柚葉
    • 5年前
    • 2,079文字

    一日中散歩していました。まあ、一時間半なんですけど。

  14. 礼服 小説

    • 松尾模糊
    • 5年前
    • 2,419文字

    父との関係はアイデンティティを形成する上で大きいと考えていますが、そういう掌編です。

  15. 太陽のシャーべットづけ。いかが? エセー

    • GLASS
    • 5年前
    • 171文字

    おいしいよー。きっとね。さあ召し上がれ。

  16. マリアとキリストのダンスは夜明けまで続いた 戯曲

    • GLASS
    • 5年前
    • 166文字

    最終駅でしたセックスは凍えるようなガラスの匂いがした

  17. THE END エセー

    • GLASS
    • 5年前
    • 102文字

    最期の輝きは美しい 興味があればツイッターを 

  18. 馬蹄の半夜 早朝学植物誌 / 小説

    • 多宇加世
    • 5年前
    • 6,757文字

    〈またモミの木に大鏡を立てて欲しいのです〉 それを聞いて音楽教師は息を吐いた「誰かお亡くなりに?」 「ええ。向こうの丘の方にすむ爺さんがね」 音楽教師のある夜の話。 短編作品。