1000字シュートショート5日目 (アイデアが纏まらなかったので過去作の改稿です)
針とびワルキューレの騎行
久々に出掛けようと思った日に限ってこうなる
夜ごと朝ごと、終りなき夢に溺れ、朝ごと夜ごと、終りなき闇に沈み……
つとむは日記にでたらめを書いている。この文章もそのでたらめの一部である。
名探偵・外天堂悟はこの無限多重密室殺人事件を解き明かすことができるのか!?
祝日、労働者、炎天下に晒された昼間の思いを
去年の自粛期間に溜まった毒を吐き出したもの。分かり合いたいけど分かり合えない私たちへ。さみしいを抱える誰かへ。
……ここでずっと待っていたのよ
エイヌスからのマッシヴなブリーディングに恐慌をきたした大月易(おおつきやすし)は、人生初のコロン・エグザミネイションを受ける。コロレクタル・キャンサーなのか、インターナル・ヘモロイドなのか。いず…
ライアンさんの事が書きたくて、はい。気が付けばライアンさんに夢中だったので。
合評会2020年1月お題『普通』 ところかわれば、品かわり、立場が変われば、身振りもかわり……大翔って今の子に多い名前、いいですよね。追手風部屋の力士みたいで。遠藤大翔なんて今っぽい名前か…
チェーホフの銃(Chekov’s gun):物語の早い段階で用いられた要素が後段で重要な意味を持っていたことを明かす文学的技法。アントン・チェーホフの「ストーリーに持ち込まれたものは、全て後段の…
『岡本尊文とその時代』第四十一回(最終回)
天がそう言っているのだから、そうなのです。
絶対に思い出す事の出来ない記憶であった。
二〇一六年は重要な年だと云う事を強く主張してはいましたね。
――見知らぬ死者のために。 市民プールのロッカー。宛名のない手紙のような小さなメモ書き。錯綜する「存在しない者」たちの幻影。 個人的な、まったくわけのわからない痙攣的文書です。