短編から長編まで、多彩なジャンルのフィクションが揃っています。破滅派らしい物語をお楽しみください。
夜の蝶だなんてよく言った。所詮蛾だ。よくて蛾だ。派手な蛾だ。
羊飼いはたくさんの羊を放牧していた。ウールは上位階級の者しか着ることができない。あのときそうしていれば……。鏡像関係のように、コットンを纏うあなたの手は何でできていて?触れ合う手?透き通るような…
ヤア、こんにちは。こんなところに都会的な人だあなんて珍しくってつい話しかけてしまいましたよ。ホウ、御友人の見舞いに向かわれるのですか。お優しいことだ。ナニ? 貴方が怪我をさせたの、…
地方新聞社の依頼で、私は建築家と共にある地方都市の建物を巡る。最後に案内された塔の屋上から目撃したのは、空を覆う巨大なフタだった。
古書店で見つけた、宛先不明の手紙。「この子は十三歳になります。そろそろ死ぬべき年です」 大正八年の自殺予告を書き直し
どどどどどどどどどどどどどどどどどどどど
きっと私は狂ってる。それでもまだ私を友達と呼んでくれますか
小田原を舞台にした怪談です……と言いたいですが完全なネタ作品です。 去年の11月、文フリ東京直後の破滅派打ち上げに参加してべろべろに酔っぱらい、気づいたら小田原の友人たちのグループLINE…
2. 翌日の朝のこと、次郎吉はいつものように銭座に出かけた。昨夜、口の大きな武士たちと出会った伊藤谷橋に差し掛かると、橋の上に2人の男が立っていた。昨夜、口の大きな男と一緒にいた男たちのようだ。…
僕の父に介護が必要になった 「 … 」 母は認知症の父を自分が介護すると言って、近くの在宅介護支援センターに電話し、ケアマネージャーと密に連絡を取り、自宅に介護に必要なモノを揃え…独りで頑張って…
お父さんが死んだ 高齢だし末期の食道癌で、もう手術や抗がん剤、放射線治療も出来ない状態だったから…最期の方はただただ苦しむお父さんや寝たきりのお父さんを見守るだけだった 残り少ないお父さんの人生…
僕は彼女のことが大好きだった だから彼女と逢うのにお金が必要だという真実を…僕は見ないようにしていたんだ 「あ…」 彼女に逢いにいく度、減っていく預金残高 今日でとうとうゼロになった 僕はしばら…
「私」はミユキにプレゼントを贈ることを思い立った。他でもない、最高の根拠を持ったプレゼントを。親に恋人を紹介するために歩く実家への道で、どうしようもないほど美しい夕陽が二人を照らす。物語はクライ…
神奈川の実家に行くときに、よく使う横須賀線車内でのお話ですが、まぁよくあることです。
1人で食事をすることには慣れている 最近では1人で食事をしていても抵抗がない店が増えていて、僕は非常に助かっている そう、助かっているはずなんだ だけど…やっぱり1人は寂しい 「挿れないとイケな…
1人で大晦日を向かえるのってこれで3回目か…最初は気楽だなーなんて思ってたけど、3回目ともなると妙に寂しくなっちゃったなって思って… 「遊びに来てみたの?」 「そう、そしたらさー女の子って少ない…
私小説風。ただ出かけただけの話。
異能者集団○者である探索者は病院での生活を逃れ、組織の元を離れたが、そのために困窮することになる。ハローワーク通いを重ねる中、ある若者から鼻頭の噂を聞きつけ……いくつもの伏線が徐々につながり始め…
破滅派は同人サークルから出発していまや出版社となりました。
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