短編から長編まで、多彩なジャンルのフィクションが揃っています。破滅派らしい物語をお楽しみください。
写真を届けにアバロンへ向かった郁子だが、肝心の写真を忘れたために、モロイに疑われる羽目になる。と、そこへタケルが写真を持って現れ……。全編七五調のみで書かれたヒップホップ小説。
神奈川の実家に行くときに、よく使う横須賀線車内でのお話ですが、まぁよくあることです。
・3・ミっちゃんのオハナシ この人となら最高の人生を送れる。そんな出会いをしたことってある?とミっちゃんは聞いた。その顔を見ると二人ともないようね。そんなのってなかな…
これは、彼と彼女の「8秒間」をめぐる物語。
「我々人間やドラゴンが魔法を使うとき、魔力と呼ばれるエネルギーを消費する。この魔力というものは、長年の歴史における研究の末、寿命と比例していることがわかった。つまり魔法を使うとき、人間やドラゴン…
(5章の3) 点滴で意識が戻り、医者は、血糖値が急激に落ちたので意識を失ったと伝えた。もうわたしのすい臓はほとんど機能していないということだった。 それ以降は入院生活となる…
(6章の2) その頃わたしは、病院から退院を迫られていた。身内のいないわたしを長く置けば、いずれ病院はやっかいを抱え込むことになる。まだ多少は動くことができるここらがチャンスと見…
(第10話) 伸びをした拍子に、店をぐるりと見回す。拘らないようにしているのだが、つい、あの女がいないかと探ってしまう。 女はいない。依本は落胆する。一目見れば、明日からま…
ブンゲイファイトクラブ予選落選作。どうぞご笑覧ください。
誰もが触れて飴色に溶けた手摺りや背もたれに、 いうことの利かない脚のもどかしさや悲しさの反対めいた、 ほとんどの人々の前に用意された健常の世界があるの。掌編作品。
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