ジャンル: 小説 3,031件

  1. でぶでよろよろの太陽(1章 の2) でぶでよろよろの太陽 / 小説

    • 勒野宇流
    • 7年前
    • 1,328文字

     (1章の2)      となりの荒れ地には墓があった。風雨に晒され、砂埃に打たれて劣化してしまったのか、下の方は白茶けている。    ざっと靴底が滑る。砂利に足を取られ、はずみで小石が靴の隙間…

  2. でぶでよろよろの太陽(1章 の1) でぶでよろよろの太陽 / 小説

    • 勒野宇流
    • 7年前
    • 1,248文字

       (1章の1)      砂利道はずっと下っていた。    夏の終わりの巨大な夕日が赤黒い光を落とし、陽炎と影で見通しが効かず、道は果てしなく続いているかのようだった。  木造の粗末な平屋が…

  3. 雨だれ 小説

    • 浅羽 英一
    • 7年前
    • 794文字

    雨の日の、何気ない日常の一コマ。

  4. 百合は未知なるインヴィトロ 小説

    • 春風亭どれみ
    • 7年前
    • 6,026文字

    以前、他投稿サイトさんで習作で書いたものでした。

  5. 騒音と鼻炎 小説

    • TRiPRYO
    • 7年前
    • 11,478文字

    おもてでは戦争がはじまったらしい。激しい機銃掃射の音が聞こえる。 おれはきのう履いていたジーンズを捜索、炬燵の中から引張りだし、両方の裾を掴んで、逆さまにして振った。ぼとっ、と無様に変形した「エ…

  6. 天井 小説

    • TRiPRYO
    • 7年前
    • 4,090文字

    観念的で他人に伝えられない感覚を、一幕の光景で表現しようとしてみました。

  7. およそ365日のひそやかな戦争 小説

    • 斧田小夜
    • 7年前
    • 12,326文字

    りん、と毎日一度だけ電話は鳴り、そして静かになる。君が私に送るメッセージ。 星空文庫に掲載していたものを加筆修正しました。

  8. N / 夏美 / ナツキ ナツキ / 小説

    • ムジナ
    • 7年前
    • 3,296文字

    最終話

  9. ナツキ M / 水野 ナツキ / 小説

    • ムジナ
    • 7年前
    • 4,632文字

    19話

  10. ナツキ L ナツキ / 小説

    • ムジナ
    • 7年前
    • 21,592文字

    18話

  11. クレーター ナツキ / 小説

    • ムジナ
    • 7年前
    • 6,827文字

    ナツキ第17話

  12. 三 イスヒス帝国 あなたの命のいただきかた〜亡国王子の復讐譚〜 / 小説

    • 急行2号
    • 7年前
    • 21,110文字

    水色の瞳をした者……死刑 加工済みドラゴンを所持し続ける者……死刑 使えない部下……死刑  ――皇帝テレーマ・ラミナ・ターグ

  13. 二 峡谷世界 魔力と寿命 あなたの命のいただきかた〜亡国王子の復讐譚〜 / 小説

    • 急行2号
    • 7年前
    • 6,411文字

    「我々人間やドラゴンが魔法を使うとき、魔力と呼ばれるエネルギーを消費する。この魔力というものは、長年の歴史における研究の末、寿命と比例していることがわかった。つまり魔法を使うとき、人間やドラゴン…

  14. 一 王都の滅びと始まりの前夜 あなたの命のいただきかた〜亡国王子の復讐譚〜 / 小説

    • 急行2号
    • 7年前
    • 17,899文字

    「魔力は先祖からの徳である。魔法は隣人からの愛である。自己は秘め、愛を回すことこそが、人間の幸福を形成する。すなわち自己愛を捨てよ。隣人を愛せよ。隣人もまた、そうしている」――エオニオ・ミスラ・…

  15. 『大人の童話(五)』――織田作之助 小説

    • 九芽 英
    • 7年前
    • 1,679文字

    織田作之助『大人の童話』はこれにて完結。この終幕を貴方は予想していたでしょうか。余情はあれど、余りにも短いので短編集『素顔』のあとがき、その他関連文章も載せました。初出は大谷晃一氏の著書によると…

  16. 305号室 隣人シリーズ / 小説

    • 山田ゆず
    • 7年前
    • 5,882文字

    悪い日と酷い日。どちらも良い日になってしまったお話。

  17. 『大人の童話(四)』――織田作之助 小説

    • 九芽 英
    • 7年前
    • 2,698文字

    大和川で砂金が採れる、という新聞記事は実際にあったのでしょうか。大谷晃一氏の著書によると「十四、五年に作之助は日本工業新聞記者で大阪鉱山監督局に詰めていた。17年に同局の文化委員になった。」と、…

  18. 隣人 隣人シリーズ / 小説

    • 山田ゆず
    • 7年前
    • 5,125文字

    少し変わった隣人達のお話。過去作改訂版。