アルチュセールの偶然性の唯物論ではないが、世界で起こることに意味なんかないし、運命もなにもないので、意味を見出すことは馬鹿げている。
人間は意味を見出すことに脳のエネルギーを使いがちなので、意味を見出し始めると無際限になる。
意味を見出すと、自分の苦しみにも意味を見出し始める。
だから駄目なのだ。
苦しみには何らの正統性もないし意味もないので、ともかくそこから脱することだけを考えるのだ。
というか、そのことを考えるべきではない。
つまり、例えば、なにかインシデントがあったときに、延々と頭の中でその後の反省会をしてしまうような人は、そもそも、そのことやその失敗に関する原因究明をやめて、それについて考えることをやめるべき、ということだ。
これは認知療法・認知行動療法にも似ているかもしれない。
ここは天国ではないので、それなりに意味があったり、苦労が報われる世界ではない。
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