マリアとキリストのダンスは夜明けまで続いた

GLASS

戯曲

166文字

最終駅でしたセックスは凍えるようなガラスの匂いがした

太陽の下の流星は、孤独で、舞い上がる流星群の下に沈んでゆく塵のエンドロールのよう。
輝く術もなく散ってゆく、マリアのようなあたたかい最期を迎えたい。
妄想の中に幻想があって、その根底に終着駅があり、その場所では見送る人間はみんな孤独なのさ。だって、切符は、ボロボロの「GUYS行き」だから。
キリスト、聞いてる?くだらないのはこのことさ。

2020年2月1日公開

© 2020 GLASS

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