スネ夫はドラえもんに言った。
スネ夫
「夢があることはいいことだけど、夢を失くしたらドラえもんはどうなるの?」
「ただのガラクタロボットでしょ。」
この質問にドラえもんは言った。
ドラえもん
「僕は、実は、夢を持つことをインプットされた訳じゃいないんだ。」
スネ夫
「じゃあ、いつ、夢を持ったの?」
ドラえもん
「君になりたいと思った時だよ。」
スネ夫
「僕に?ドラえもんが、・・・どうして?」
ドラえもん
「未来でタイムテレビで見ていたんだ。君はきゃしゃでガリガリなのに、大男のジャイアンを子分にしているじゃないか。僕は、そういう人になりたかったんだよ。君はすごいよ。「夢」みたいな奴だよ。」
「僕は、君を見て、夢を与えてもらって、僕も夢を与える存在でありたいと願って、今、それが叶ってるんだよ。」
「君という存在に会えたことで今の僕があるんだ。」
「僕、実は、何の夢も持っていないんだ。」
「未来でそれが原因でいじめに遭ったんだ。」
「それで逃げてきたんだよ。」
「今まで隠しててごめん。」
「のび太君には絶対言わないでね。」
「スネ夫君。君は僕の太陽なんだ。」
「これからも僕を照らし続けていてね。」
この中古猫型ロボットの夢が叶い、世界が生まれ、ドラえもんのストーリーがスタートした。
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