エレベイション・サーティーン・ハンドレッド・ミーターズ。標高1300mの地に、かつてあったかもしれない情景と、かつて読んだかもしれない本の森を思い出しながら。この頃テレビがあったらこの歳で小説は…
小さなエゴと、大きなエゴの話。 11月合評会テーマ「ノスタルジア」応募作品
老後の趣味として油絵を始めたものの、妻には家に一日中いる邪魔者として嫌味を言われる。エドヴァルド・ムンクの《叫び》の模写をやりながら、遠い青春時代に親友だった神田に聞いた《叫び》のエピソードを思…
11月合評会テーマ「ノスタルジア」応募作品 ものすごくかえるために、ものすごくがんばる話。
2020年11月合評会「ノスタルジア」参加作。
vol.15です
――読者への挑戦状―― この仰々しいタイトルの探偵小説が、いきなり読者への挑戦状から始まったことに諸兄姉らはさぞ驚かれたことであろう。しかし、これには理由がある。諸兄姉らが本作の解…
彼女のはだは青白く、ほねが透けてみえるようだった。わたしはよくいたわってあげた。からだは病弱でよく風邪をひいては熱を出し、その都度わたしは看病したものだった。 いまわたしと彼女はそらを飛んでいる…
ブンゲイファイトクラブ落選作です。エキセントリックなセールスレターを投稿しました。
死に際の彼が見た光景はとても美しかった。 だが彼が本当に見たものは、何だったのだろうか。
急にこんなの書いて申し訳ないんですけども。でも、書くなら破滅派でしたので。
rip エディ・ヴァンヘイレン。
JKしか勝たん。
日本列島を襲った未曽有の大災害と前後して、出自によってヒエラルキーがつくられた。皇統と同じY染色体ハプログループを持つものは「皇別」、皇統と祖を同じくするハプログループを持つものは「神別」、それ…
※2020年9月合評会応募作品
合評会2020年9月提出作品。 魚と私と不思議の国のアリス。
他人の頭上に魚の幻影が見える特殊能力を身につけた菱谷ミツルは、とある風俗店の店員だ。今日もその力を使って店を窮地から救う。破滅派合評「まぼろしの銀次」じゃなかった「まぼろしの魚」参加作品。イラス…
悪いが今回は自慢話をさせてもらうぜ。ひょっとしてお題の意図から外れてしまうかもだけど、まー、気にするな。今までいかに美味い魚を食って育ったか自慢するから、そんな話を聞きたくない奴はスルーしてく…
破滅派は同人サークルから出発していまや出版社となりました。
破滅派の書籍は書店・通販サイトでお求めいただけます。