ところで夢を見れぬまま
衄が掌にこびりつく
消えかけの電球照らす暗冷の床
饅頭食べて火傷
あざらかな景色だが、
青帯の見苦しさ、作品の桎梏
書肆に蹲る猫の毛並みすべすべ
寒乾の空気に伸びるヒレカツの匂い
役所で知る私の素性
椅子が崩れ壊れる
水が滴るがその勢いの緩やかさ
ところで夢を見れぬまま
衄が掌にこびりつく
消えかけの電球照らす暗冷の床
饅頭食べて火傷
あざらかな景色だが、
青帯の見苦しさ、作品の桎梏
書肆に蹲る猫の毛並みすべすべ
寒乾の空気に伸びるヒレカツの匂い
役所で知る私の素性
椅子が崩れ壊れる
水が滴るがその勢いの緩やかさ
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