文フリも終わり、夏が迫っている今日この頃、皆さんはいかがお過ごしだろうか。文フリが終わっても日々が文学、そんな具合かわからないが破滅派同人は今日も頑張っている。
さて、5月に「はめにゅー」で公開された記事の中から、人気の高かった記事をおさらいする。忙しくて毎日は「はめにゅー」をチェックできないという人も、この機会に話題の文学ニュースをまとめて確認しておこう。5月はどのような文学ニュースが読まれたのだろうか?
10位~4位
10位
Juan.B
6月10日に、Talking Boxで「不謹慎VS珍アニメ ヘンテコ対決 配信バトル編」が開催される。勝負の行方や如何に?
9位
松尾模糊
大木芙沙子『文學界2023年5月号』掲載作「うなぎ」が「日本養殖新聞」に「新刊紹介」として掲載された。
8位
Juan.B
佐川恭一のエセー「就活界の黒船」が、『小説新潮』6月号に掲載された。佐川恭一が就活の衝撃を描く。
7位
Juan.B
佐川恭一による超短編「クールビューティ」が小学館の文芸サイト「小説丸」に掲載された。
6位
松尾模糊
月刊誌「短歌研究」創刊90年を記念した「アイドル歌会@2023春のうた日和」が開催される。
5位
松尾模糊
『ブッカー国際賞2023』が発表され、ゲオルギ・ゴスポジノフ著、アンジェラ・ローデル翻訳による小説『Time Shelter』が受賞した。同賞では初のブルガリア語作品の受賞。
4位
松尾模糊
直木賞作家の原尞が死去した。私立探偵・沢崎が登場するハードボイルド小説シリーズで人気を博した。
佐川恭一らの活躍が目立つ5月だった。文フリ東京も上々に終わったが、ここで満足するような我々ではない。破滅派の今後にますます期待したい。
3位
松尾模糊
ノーベル文学賞受賞作家ガブリエル・ガルシア=マルケスが2014年に亡くなる前に書かれた未発表作品『Until August』が2024年に出版される。
ガルシア・マルケスの幻の作品に脚光が当たった。新しい研究や評価も進むと思われる。
2位
松尾模糊
2024年のNHK大河ドラマ『光る君へ』制作が発表された。吉高由里子主演、脚本家・大石静作で紫式部の人生を描く。
毎年大きな話題を呼ぶ大河ドラマだが、来年は古典文学に注目が集まりそうだ。
1位
松尾模糊
今月発売された文芸誌4誌の目次をざっと確認して、誰が何を書いているかをお知らせする定点観測記事。どれを読めば良いかの指針にどうぞ。
はめにゅーの送る文芸誌案内が、堂々の一位となった。はめにゅーの文学的価値の成長と捉えて良いだろう。今後も新たな文学との出会いをお届けできるように頑張りたい。
5月のニュースはいかがだっただろうか? 健康に気を付けて、今月のはめにゅーも乞うご期待である。
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