人間ってどこまでも難儀な生き物である。言語の不自由さに生きづらさを感じながらも、言語に依存しながら身体を作っていかなければならないのだ。そして、気づいたときには、取り返しもつかないくらいに、いび…
スピリタスのニュースを見て思いついてたんですけども、書くまでに随分と時間がかかりました。とてもかかりました。
参照作品『軽蔑』(監督ジャン=リュック・ゴダール、1963年 やや倦怠気味の女優と脚本家の夫婦がプロデューサーに招かれイタリアのカプリ島に赴くが、二人の関係は徐々に悪化の道をたどる。プロデュー…
量子力学と朱子学は非常に似ている。「気」を「粒子」とすれば、ほとんどそのままである
多分、水曜日でない日はない。 少女はそう思い込んで背を正してみる。 青春期真っ只中の少女が織りなす、煌びやかなドタバタ青春コメディ。
芸術家の魂は受け継がれて、普遍の価値は減じることはない。
歴史に「もしも」は禁物である。しかし我々はもし過去がああであったならばと想像をしてしまう。この掌編はその一つの回答。 日本はアメリカと戦争をし、そして負けた。もし、負けもせず勝ちもせずにあの戦…
被害者の家族。加害者の家族。どちらが不幸か比べることはできるのでしょうか? 読んだ後、少しでも考えて貰えると幸いです。
偉大なるジャズドラマー最後のギグに接した者として、彼の思い出のために書いた掌編です。
運搬可能な僕らのダンス。ひび割れた響きのダンス・ステップで、あなたも同じものを目にしてきたはずで、これからもそう。病気が書かせて踊らせた、病気に忠実なテンポで踊った小説はもう終わり。それでもず…
子供の頃のように―― 親に連れていかれた立食パーティーで。 カーテン。どこまで行っても。 ドレス。どこまで行っても。 緞帳。どこからどこまでが? ――緞帳はもうとっくに上が…
時間の咀嚼音に本気で耐えられぬ時、人は、いや病人の僕でさえ、こちらから時間に噛みついて、食らい尽くしてしまおうと考えるのではないだろうか? これはいわば自殺のことだ。
僕はそこに腰を落ち着かせ、じっとまた首の細い巨大な猿たちを眺め、蟹の詰まったその腹のなかを想像しようとする。猿たちはみな、横一列に並んでこちらを見ている。 一、二、三、四、五。なぜ五匹もい…
始まりと終わりのジンクス。ヤニ混じりのニードフル・シングス。 映像を使った啓蒙の嘘だったんだ、多分。ニューメイカー八〇〇〇〇〇ルーメンのマッチ棒。あっちとこっちを照らすと影はどこにできるの…
かなり長い風車の羽根 電飾の絡まる睫毛 私が夢でいつも台無しにしてしまうことたち 窓外にしか現れない女たち 肉体を吐き出した男たち めいめいが語り出したら
暴力に走る前、病気は必ず何らかのサインを発しています。 日常の忙しさに追われ、つい病気だけで食事をさせたり、話しかけられても生返事では、病気が送っているサインを見落としてしまいます。 …
人類が病気と初めて向き合ったのが「水」。雄大に地球を循環するこの「水」からできるだけ多くの恵みを得るため、人類は巨大な水のアレルギーに対してどう向き合い、それをどう克服していったのか、人は知る…
俳優で僕の親友だったHへ。友人のなかで誰のことから書こうかと思ったが、誰の話をするのもやめようと思う。でも君の話はするかもしれない。僕は僕の話をテレビの小説講座でも参考にして、ここはひとつ、小…
破滅派は同人サークルから出発していまや出版社となりました。
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