タグ: 実験的 137件

  1. すじがねいりなの。 小説

    • 飽田 彬
    • 3年前
    • 14,345文字

    凍てついた世界に挑む夜。

  2. モヱンタウム 小説

    • 飽田 彬
    • 3年前
    • 12,595文字

    どこかで夜明けの汽笛が啼いている。 ……『モヱンタウムの書』第一の書第五節

  3. 奉祝繁盛店 小説

    • 飽田 彬
    • 3年前
    • 16,644文字

    つじつま合わねえ妙ちきりんな夢とて、オラたちがしがみつくおっそろしい生そのもの……祭り好きの少女は如何にして繁盛店主となったか

  4. 初陣 月に鳴く / 小説

    • 松尾模糊
    • 3年前
    • 3,271文字

    講談師に憧れて上京したマミと、高校の親友だったミサト。初舞台を踏むマミを観てミサトは何者にもなりきれていない、受験に臨む自分の状況に焦る。青春の日々を講談を交えて語った実験的掌編。

  5. ナルキッソスの水辺 小説

    • 猫が眠る
    • 3年前
    • 17,729文字

    ナルキッソスはギリシア神話の中でも著名だが、その話についてはいくつかの説がある。盲目の予言者テイレシアースは占って「己を知らないままでいれば、長生きできるであろう」と予言した。

  6. ぽんぽんとぷす、うんちパンツについて語るときに吾輩の語ること エセー

    • 猫が眠る
    • 3年前
    • 1,614文字

    この文章が一人でも多くの諸姉、諸兄を笑わせて、そのはずみでぷす、とさせることができれば吾輩のぽんぽんも万福の至りである。

  7. 俺は男色ではない 小説

    • ryoryoryoryo123
    • 3年前
    • 4,471文字

    三島由紀夫の『仮面の告白』を読んで共感する部分があり、そこから連想されることを思いつくままに書きました。人に読んでもらうというより、自己内省のつもりで書いていたので、少し読みづらいところがあると…

  8. エトランゼのアフリカ紀行 小説

    • 猫が眠る
    • 3年前
    • 10,502文字

    ひっそりと息をしている。このまま死んでしまうには惜しい。どこへ行く当てもない。避難所はただ一つ彼女の魂のなか。

  9. Missing エセー

    • 猫が眠る
    • 3年前
    • 5,040文字

    書き始めようとすると、あなたがこの手紙を初めて読むのだということを忘れてしまいそうになります。この宛先のための多くの言葉は僕のかたわらを何度も通り過ぎていきました。思考されたもの、書き留められて…

  10. 熱帯雨林の記憶 エセー

    • 猫が眠る
    • 3年前
    • 2,153文字

    彼女のはだは青白く、ほねが透けてみえるようだった。わたしはよくいたわってあげた。からだは病弱でよく風邪をひいては熱を出し、その都度わたしは看病したものだった。 いまわたしと彼女はそらを飛んでいる…

  11. かいじゅう 小説

    • 曾根崎十三
    • 4年前
    • 3,524文字

    怪獣が懐柔して晦渋。 ない頭を振り絞ってUber EATSについて懸命に考えていたら思いついた。

  12. 出前2.0≒UberEats(ウーバーイーツ)!メンヘラ主婦と、俺と、厄介なフィードバック 小説

    • しょうだまさとも
    • 4年前
    • 846文字

    ショートショート(フィクション創作:文芸)はじめてのUbad_Delivery!

  13. 具体性欠くハードボイルドとはかけ離れた文章:労働について少し エセー

    • 中野Q子
    • 4年前
    • 2,510文字

    就活中の女子大生が近頃考えていることをただ書き連ねました。労働を3つに分類し、足りない脳みそで少しばかり分析しています。分析と言うのもおこがましい。 読者の人生に役立つかどうかは甚だ疑問だ。 …

  14. 一九五三 東京 小説

    • 浅野文月
    • 4年前
    • 4,012文字

    歴史に「もしも」は禁物である。しかし我々はもし過去がああであったならばと想像をしてしまう。この掌編はその一つの回答。 日本はアメリカと戦争をし、そして負けた。もし、負けもせず勝ちもせずにあの戦…

  15. tobujikandesu 小説

    • 浅野文月
    • 4年前
    • 3,320文字

    「とぶ」とはいったいなんなのであろう。飛ぶ・跳ぶ・翔ぶ・トブ…… 一つの「単語」から導き出された掌編。 さあ、あなたもとんでみますか?

  16. 006 春の嵐 夕闇通り七番街、店名は「深淵」でス。 /

    • 七曲カドニウム
    • 4年前
    • 328文字

        きもちわるい 猫の唄   闇に光るピカピカおめめ   充血し柔い肉球に私の中のをんながざわわと動き出すから どうか耳栓を下さい どうか 耳障りな本…

  17. 004 不眠魚 夕闇通り七番街、店名は「深淵」でス。 /

    • 七曲カドニウム
    • 4年前
    • 231文字

        深夜、落涙の海に 背鰭に輝く綺麗な名前の名札を 月光に反射させて 水面下は二重の曲線が交錯して螺旋   ぽちゃ り と尾、迂回した旋回   見分け…

  18. 003 目分量 夕闇通り七番街、店名は「深淵」でス。 /

    • 七曲カドニウム
    • 4年前
    • 220文字

        それは場末のサアカス団を観終えた後 揺れなくなった空中ブランコの下で からっぽのライオンは眠ってゐる 散り散りの紙吹雪こてんぱんの檻 出刃包丁の柄は煌々とぬめってゐる…