短編から長編まで、多彩なジャンルのフィクションが揃っています。破滅派らしい物語をお楽しみください。
ねこじゃらしのことをエノコログサといい、花言葉は遊び、愛嬌だそうです。ということでぼくの遊び心にお付き合いください。ねこじゃらしの見方が変わることでしょう
警備員ルシ・フェル樹と作家志望の女の子ペニー・レインが交わす書簡体小説。とばぎんビルを襲った史上最低の大洪水。東京の中心でウンコの洪水が全てを押し流し、人類は崩壊の危機を迎える。
会社に行った。ぼくはすぐに部屋を空けなければならないと知った。もらえる金もないことがわかった。
千葉にある自宅マンションからは、富士山と東京スカイツリーが並んで見えます。昼間のスカイツリーは白くて高いだけの塔でまったく面白くないのですが、夜のスカイツリーは、後方に帝都東京の街を従えて幽幻…
「ある日、ふと気がついたら周囲の人達がみな西日本に引っ越しているんですよ」とチャンピオンダイジェスト社の吉田さんが言った。 チャンピオンダイジェスト社は海外から伝書鳩を輸入して販売している会社だ…
寂しい、僕の中にいつもある感情 ずっと寂しいから、寂しさを紛らわせる方法を僕はたくさん知っている だけど寂しさを紛らわせてみたところでその瞬間だけ寂しくないだけで、その後の空しさと切なさは僕をい…
ナツキ第15話
(第3話) 「内田、かぁ」 依本のちょっと大きめの呟きに、店のオヤジが怪訝そうに顔を向けた。 「いやゴメン、昨日来た編集者のこと。なんか変わった男だったからさ」 「じ…
作品集『二十四のひとり』収録作。合評会2017年12月(テーマ「最後の事件」)応募作。
まァ、そう怪しいツテではないと云う事は保障致します。
僕がふらりと立ち寄ったその場所は、どこにも属さない特殊な場所だった。
記憶が保存できるとして、本当に覚えていたいものは何だろう。隣にいる君を探して第5話
母に関する記憶を、私の脳機能が保たれている間に記録しておく。
こんだけ地味な小説は逆に破滅的なんじゃないかと思いますね。
煙草の煙、陰りゆく夏の気配と西日の太陽。風が冷たくなっていく中で、私はなぜかあの子の事を思い出す。
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