そのときやりたくないことを我慢してやったところで、それがその先の未来になんらかの形で役に立つということはない。
とくに会社で働いている人や、学生なんかは、嫌なことでも、「これは将来の役に立つ」と我慢して引き受けがち。
艱難辛苦とか、艱難汝を玉にすと言うが、それは嘘だ。
ブルデュー的に言えば、それは労働者階級のハビトゥスから来ている。
中上流階級以上で、家庭に安定した資本がある場合、そのようなプチブルジョワ・プロレタリア的なハビトゥスが発生することはない。
「なにかをしなければなにも起こらない」というのがビジネスマンの考え方だが、基本的にはそれが駄目なのである。
今やりたくないことは徹底的に拒否しなければならないし、今、やりたくないことをやっているな、と思ったらその瞬間、その時点に即罪にその行動をストップさせなければならない。損切りということだ。早い段階で感情の損切りができない人間はあとで後悔する。
なにもしない方がよいことの方が圧倒的に多い。例えば、医療を受けるとか、そういった「明らかによいこと」は別であるが、「良いか悪いか少しでも判らないこと」については、なにもしない方が絶対にマシである。
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