童貞ハンターミホの朝は早い。朝のスキンケア後、ベースメイクを重点的に行い、もともと色白である風を装う。リップは透明なものだけ。なので唇そのもののケアをしっかりしなければいけない。鮮やかな赤やピンクのリップは童貞が敬遠する。紺色のブラジャーを着け、白いブラウスに袖を通す。黒いリボンを胸元に結ぶ。ブラウスの中にはあえてシャツを着ない。暑いからというのもあるが、第二第三ボタンから胸チラするからだ。そして、この紺色ブラジャーもポイントである。黒や赤では毒々しい。装飾もない大人しいタイプのブラジャーであることも重要だ。反対にスポブラだと色気がなさすぎる。紺色ブラは「透けることに気付きもせずに選んでしまってるんです」という顔をするのに丁度良い。胸元の大きな黒いリボンも大きな役割を果たしている。あまりにブラジャーが透けすぎているとあざとい。「気付かんわけないやろがい」という感じになってしまう。なので鏡で見た時に黒いリボンに隠されて透けたブラジャーが自分からは見えないようにするのだ。背中から見ればホックの位置までスケスケな上に、ボタンの隙間から胸チラしている過激な服装というわけだ。グレーのミニスカに黒ニーハイ。ニーハイのゴムの境目で少しだけ肉が盛り上がる。女子はこれをひっこめるために筋トレをしている子も多いが、男子はこれが良いらしい。特に童貞はこういうものを好む。白いリボンにチェリーが付いたパッチン留めを頭につける。童貞を食うぞという心構えを密かに表している。肩にかけたトートバッグには黒地に白文字で「Macabre」というフランス語が書いてある。「不気味な」という意味らしい。奇抜すぎず無難すぎず、会話の種にもなる。
男が胸元を見ているのに気付いても、童貞ハンターミホは「どうかしましたか」という顔で小首をかしげる。ミホは獲物を探してキャンパスを歩く。冴えなさそうな男子がいればミホの童貞レーダーが反応する。しかし、本当に童貞かどうかは吟味しなければ分からない。童貞は卑下するくせに弱そうな奴に攻撃的な態度をとる。お年寄りとか、子供とか、大人しそうな女の子とか。ただ、童貞臭い非童貞もいるので注意しなければいけない。また、心優しい童貞もいる。そういう傾向があるというわけで、イコールで結び付けてしまうとそれは誤った判断の元となる。新規開拓は慎重に行わなければいけない。だからこそ、ミホは所属している文芸部の男子部員をメインに狩っている。陰キャのコミュ障オタクの巣窟である文芸部は童貞の宝庫だ。その中で顔見知りを多く作っていれば、濡れ手に粟の童貞だ。周囲との会話でもあいつは童貞だとか、素人童貞を捨てに新地に連れて行ってやろうとか、そういう会話を男同士でしている所へ空気が読めないフリをして「何何~! あたし下ネタ大好き~」という風に入っていけば、ミホにあまり警戒せず話してくれるようになる。正直、ミホはモテた。文芸部の中で一番モテた。SNSを見れば可愛い子はいくらでもいるが、無難な顔面の整い方と不釣り合いなナイスバディ。しかも下ネタに嫌な顔をしない。童貞に「いけるかも」と思いつつ、わくわく感を萎えさせないバランスの良さがミホにはあった。世間一般では冴えない顔でも童貞だらけのオタサーでは姫になれる。
しかし、童貞ハンターミホには重大な秘密があった。ミホは処女だった。童貞が大好きなのに、一度も童貞を食ったことがないのだ。童貞のソレを抜いたことはある。でも自分自身に突っ込んだことはなかった。いつも肝心なところで「今日はここまで」と退散してしまうのだ。処女を捨てるのが恐ろしいわけではなかった。むしろ自分の処女にあまり価値を感じていなかった。童貞の方がよほど尊いものだった。それでも、ミホが童貞の童貞を奪えないのは、童貞が童貞を捨ててしまったら、童貞ではなくなってしまうからだ。ミホは目の前にいる彼を童貞だから好きなのだ。童貞でなければ、興味がなくなってしまうかもしれなかった。それが恐ろしかった。
その上、ミホにはこの状況を守ってくれる魔法のアイテムがあった。それが、賢者の石だ。この石に触れると、どんなに興奮していてもスン、と賢者になってしまう。いざ突っ込もうと昂った童貞に賢者の石を握らせるとたちまち、スン、となってしまうので、ペニスの奴隷にならず、ミホのおあずけにも耐えることができる。賢者の石は、駅前の個人店の牛丼屋のおばあさんがくれた。ミホが大学デビューしたてで、どんな店に行くのがオシャレなのかも分からないままに、とりあえずあった牛丼屋に入り不安そうにしていたら、くれたのだ。次に何度か「あのお店美味しいのかなー。行ってみたーい。でも、一人じゃ行きづらいなー」とわざとらしく言って、男子を連れて来た時はいずれもいなかった。あのおばあさんは偉大なる賢者の亡霊だったのだろうか。
ミホは日本文学科に属していたが、専門授業を受けると童貞イズム溢れる男子がうじゃうじゃいた。社会学部や経済学部だとこうはいかないだろう。また、同じ文学部であっても英文学や仏文学はあまり童貞みがない。早いうちに年上のお姉さんに奪われてしまっている。これはどちらかというと仏文学のイメージで、英文学はどちらかというと高校時代の同級生の彼女と非常階段や花火大会の河川敷で童貞を捨てているイメージがある。あくまでこれはイメージであり傾向なので、誤った判断の元にもなりうるのだが、あらゆる学科生の中で文学部の日本文学が一番童貞らしい。童貞オブ童貞だ。いや、哲学科も一位を争う。しかし、手の届きやすさで言えば同じ日本文学科が一番だ。お求めやすい質の良い童貞だ。ミホには今狙っている童貞男子がいた。彼は東堂くん。手入れされていないぼさぼさ髪の毛に、肌荒れしているのが童貞らしい見た目だ。登校中の電車でうっかり優先座席に座り、おばあさんが乗ってきてもキョドっているだけで何も声をかけられなかったところを見てときめいた。他の人が席を譲ったのを見て、涼しいのに脂汗をかいていた。これは、良い童貞! がりがり長身で、いつもチェックのシャツを羽織っている。ミホは東堂くんの童貞を狙っていた。否、狙うと言っても、結局尊き童貞を奪うことなど童貞を愛するミホにはできない。童貞は初手でキスの時に舌を入れてくるし、いきなり乳首をつまんでくる。それが愛おしいのだ。10ページ未満で背景からセックス、そしてフィニッシュにまで至らねばならない短編エロ漫画の読みすぎだろう。短編エロ漫画は尺の都合でそうなっているということを理解していない。出会って五秒で合体したら痛い。まだ突っ込まれたことはないが、触れられたことならあるミホはそう思う。でも、そのままの君でいて欲しいのだ。そういう童貞イズムは童貞にしか出せない。手慣れた様子で背中のフックを外すような男は興味がない。たまに童貞のような素振りで、いざそういう場面になると手慣れた雰囲気を出してくる男子もいるので、ハズレだ。さっさと賢者の石を握らせておさらばする。食い気味にパンツに手を突っ込んでガシガシ尿道を触ってくる童貞に体をずらして良い感じの場所に誘導するのがミホは好きだ。同い年でもミホについてくるような男子は大抵おねショタ願望があった。女性にリードされたいタイプの従順な童貞である。
東堂くんはミステリアスだった。授業中にいつも寝てるのに、成績は良い。レポートも締め切りぎりぎりに出している割にはクオリティも高い。ああ見えて案外もう家庭教師の女子大生に股間をまさぐられ食われている可能性もある。だが、何度か隣の席を陣取って休み時間に話しかけてみたところ、進学校の男子高出身の帰宅部だと分かった。家庭教師も未経験だという。童貞の可能性が一気に上がった。時間割をチェックして次が同じ空コマの時に講義室でお菓子を食べながら話したりもした。大学近くの洒落た喫茶店でも良かったのだが、童貞はそんなところに誘ったら警戒する。講義室で果汁グミでも食べるくらいがちょうど良い。すべては東堂くんが童貞かどうかをチェックするためだった。女子から汁という文字の食べ物をもらうことを動揺しているように見えなくもなかったので、やはり童貞濃厚だ。
ある日、最後まで残っていたほかの生徒で出て行った後、講義室に東堂くんと二人きりになった。その日もマンゴーの果汁グミをお裾分けして、彼が退席しないように会話をつないでいた。東堂くんは不意に言った。
「こんなこと西村さんに言うの、おかしいかもしれないけど、実は僕、処女厨の童貞なんだ」
あまりにも唐突だったので、ミホは面食らった。いつも童貞を動揺させてきたのに、自分が動揺させられている。
「だから西村さんのことが気になってる」
西村、というのはミホの苗字である。これはなんだろう。気になっている? 告白のつもりだろうか。ミホは焦った。情報量が多い。仮に童貞というのは本当だとして、あまりにも大胆な童貞だ。珍しい。
「何言ってるの。私が処女のわけないじゃない。私の噂知らないの」
「知ってるよ。知ってるからこそだ。だって君はいつも最後までいかないんだろ」
男子は女子ほど生々しい下ネタトークをしないと高をくくっていたせいで気が付かなかった。とっくにバレていたのだ。賢者の石でいくらスン、とさせても記憶が消えるわけではない。寸止めされている、と男子同士で話をしないとなぜ油断してしまったのか。
「本当にそうだか試してみると良いわ。もっとも、あなたが処女厨なら興味なんてないだろうけど」
つい勢いで言ってしまった。
「今日の五時間目終わりにA棟裏のベンチに来て」
そう言い捨てて、ミホは逃げるように講義室を飛び出した。
そのままミホは、大学図書館で時間を潰してから、五時間目を受けた。東堂くんは今日は四時間目も五時間目もない。それは知っている。だから、彼は帰るだろうと思っていた。それなのに、約束の時間、ミホが待ち合わせ場所を見に行くと、彼はそこにいた。バキバキだった。股間はもっこりはしていなかったが、見ただけで分かるくらい目がギンギンだった。やはり童貞だ。しかし、彼は処女厨なのに処女を壊してしまうことを恐れないのか。それとも、純朴な童貞である彼はミホの嘘を信じているのか。
ミホはおそらく何時間か待っていたであろう東堂くんを出迎え、当然のように一人暮らしの自宅へと連れ込んだ。電車で二駅。そこから歩いて十分。コンビニで一緒にご飯を買った。待ってる間にコンドームは買っていたらしい。彼のトートバックの中に未開封のそれが見えた。家でとりあえず、テレビをつけて意味もなくかためのニュースを流す。お互いそわそわとしていて会話が少ない。するのか。本当にするのか。東堂くんはだいぶバキバキだ。一旦イカせたほうが良い。一旦とは。次があるのだろうか。とりあえずこの場を逃れるだけなら、賢者の石を握らせて逃げた方が得策だろう。でも、「やっぱり最後までいかない」とさらに噂されることになる。自らの手で何とかしなければいけないと思った。自らの手、というのは手コキで誤魔化すとかではなく、むしろ逆の意味である。別にミホは自分の処女なんてどうでも良かった。東堂くんという素晴らしい童貞を失うことになっても、まだ星の数ほどいる童貞を狙えなくなる方が問題だった。だからこそ、ここで決めるしかない。
「僕は今、シュレディンガーの猫だ」
東堂くんが意味深なことを言った。よくわからないが、恐らくミホが処女かどうか分からないということを言いたいのだろう。それなら、シュレディンガーの猫はミホの方なのでは? と思ったが何も突っ込まなかった。セックスでミホは突っ込まれる側なので。もし東堂くんがミホと同じ価値観だとしたら、ペニスを突っ込む前にミホが処女だと確信したら、貴重な処女を失わせることを恐れて寸止めするだろう。しかし、そうとなるとミホが処女であることがバレでしまう。童貞が狩りにくくなる。
「シャワー浴びてきたら」
頭を冷やしてもらおうとわざと言った。普段であればどうせ最後まではしないのだし、そのままキスをしてなりゆきで手コキやらフェラやらで抜いて終わりだった。洗ってなくてもまだ一度も突っ込まれたことのないペニスを可愛がってやることに満足していた。しかし、今回はそうではないのだ。ミホは東堂くんを風呂場に連れて行って、シャンプーやリンスの説明をしたが、ほとんど心ここにあらずの様子だった。この後、果たしてミホはシャワーを浴びる時間があるだろうか。極まった東堂くんに襲われるのではないか、とも思った。しかし、思いのほか落ち着いた様子で東堂くんは出てきて、着てきた服を再び着て、部屋に戻ってきた。ドライヤーを貸して、ミホは風呂に入る。ムダ毛の処理は終わっているか確認し、剃り残しは処理をした。メイクもあえてきちんと落としすぎない方が良いだろうか。たぶん東堂くんは初手でいきなり舌を入れてキスしてくるタイプの男子だ。歯磨きも済ませておこう。どうせすぐ脱ぐだろうが、ミホはパジャマを着た。パジャマの中に普段ブラジャーは付けないが、今日はとりあえずつけておいた。外す楽しみも必要だろう。童貞がなかなか外せなくて四苦八苦しているのが愛おしい。
髪をかわかしてふわふわになった東堂くんは部屋でテレビを見ていた。見ているふりをしているようにも見えた。ミホも一緒にテレビを見ているふりをしながらドライヤーで髪を乾かす。ニュースからよくわからないサスペンスドラマに変わっていた。
「これどういう話?」
余裕ぶってあえて聞いてみたが、東堂くんは「あー、えーっと」と全然わかってない答えをしてそのまま黙ってしまったので、ミホはテレビを消した。いよいよだ。いよいよだ、と東堂くんの顔にも書いてある。もったいぶってミホは最近見た面白い動画をスマホで流して、それを東堂くんに見せた。顔が近づいてくる。いよいよだ。上手くできるだろうか。しかし東堂くんは童貞だ。処女かどうかなんてわからない。でも彼が本当に処女厨なら気付いてしまうかもしれない。彼の手が膝に伸びてきた。本当はもっと別のところを触りたいのだろう。ミホも彼の膝に手を伸ばした。いよいよだ。普段は意識していなかったミホ自身の股間も今日は念入りに洗った。痛いだろうか。痛そうにしたらバレてしまう。どんな顔をするのが良いだろう。とりあえず喘げば良いのだろうか。いざとなるとエロ漫画の知識しか出てこない。これでは童貞と同じだ。童貞を愛しているのは自己投影の結果なのか? 処女を失ったら童貞が好きではなくなるのか? 東堂くんはどうなのか。このセックスでミホが処女を失ったと知れば興奮する半面、もう二度とミホとは口もきいてくれないだろうか。いや、しかし、人間はこの世に生まれ落ちた時、誰しも童貞。処女なのだ。ミホが処女を失ったとして、それは新しい、童貞もしくは処女を生み出すための用意なのだ。処女を失ったら全く考えが変わってまうような、生まれ変わってしまうような気がした。すべての父と母は非童貞で秘処女である。
なんだか壮大な気持ちだ。
ことが終わったら、東堂くんに思い切ってこの話をしようと思った。初体験が終わっても、この気持ちを忘れないでいられた暁には。
眞山大知 投稿者 | 2024-07-26 18:47
サークルクラッシャー麻紀も壮大な話でしたが、この作品も哲学的なことを考えさせてくれる作品でした。すべての父と母は非童貞非処女である。古代ギリシャの賢者の格言のように聞こえました。
途中でバキバキ童貞が出てきた!と喜んだら体型がまったく違くて読む途中で混乱してしまいました(バキ童の相方の土岡くんそっくりで……)
曾根崎十三 投稿者 | 2024-07-26 23:02
ありがとうございます。
なんかパクリみたいになってしまいましたが、たぶん私はこのお題が来たら、いつでもこの話を書いていたと思います。時代に乗り遅れました。そのうちオタサーの姫の話を書いて対抗します。
壮大なことを考えたらドキドキ初体験も乗り越えられるはずです。
あー! バキ童に持って行かれてしまいましたか! しくじりました。語感的に筆が乗ってしまいました。立ち上がれペニスみたいな感じで良い響きだと思っていました。恐らく、本家バキ童の方も語感の良さで発されたんだろうなと思いました。
浅谷童夏 投稿者 | 2024-07-26 19:59
処女ながら童貞ハンターの主人公ミホ。童貞のくせに洞察力があり、それでいてバキバキの東堂くん。癖のあるキャラ設定に萌えます。男を鎮めてしまう賢者の石は童貞ハンター必携のアイテムですね。
誰しも童貞処女から、それを失って新しい童貞処女を生み出す。全ての父母は非童貞非処女、というくだり、箴言として、どこかのバーのカウンターとかで呟いてみたいです。
曾根崎十三 投稿者 | 2024-07-30 10:42
ありがとうございます。
喪失後の彼らは、喪失前の彼らから見れば「つまらない人間」になってしまいそうです。賢者の石は急にハリーポッターとか錬金術とか浮かんできたので使いました。
初体験へのプレッシャーから壮大なことを考えている処女なので、この宇宙は喪失後は萎んでしまうのかもしれません。
大猫 投稿者 | 2024-07-28 13:42
冒頭の一文で爆笑してしまった。パロディっぽい作品も上手いですね。
「童貞狩」女と「処女狩」男、変態同士が出会って、変態×変態イコール正常みたいな展開が面白いです。最後はほんわか雰囲気で初体験が繰り広げられるのでしょうか。セイコーを祈ります。
そしてこんなところで出てくる「賢者の石」!
痴漢防止グッズとか、青少年のムラムラ対策として販売したら大儲けできそうです。
日本文学専攻が「童貞オブ童貞」とか、「童貞は初手からキスでいきなり舌を入れてくる」とか、(言っちゃ悪いけど)すごくありそうだよね。ファーストキスで舌入れるってどういうんだろうって私も思います。そう言えば友達が「嫌いな男とセックスはできるけどキスはできない」って言ってたの思い出しました。
曾根崎十三 投稿者 | 2024-07-28 14:04
わーい! ありがとうございます。
「セイコーを祈ります」!!! 良いですね。ありがとうございます。
賢者の石を上手い着地点に持っていけなかったのは心残りです。賢者の石、流通しすぎるとフェミニストに悪用されそうですね。防犯目的か当事者のコントロール補助目的のみ以外での利用は法で禁じた方が良さそうです。
ファーストキスで舌入れられたら「え! 前歯舐められた! ファーストで!? 舌を!?!? エロマンガの読み過ぎ!」ってなると思います。恐らく。たぶん。きっと。
小林TKG 投稿者 | 2024-07-29 04:06
牛丼屋さんのシーンと、風呂場のシーンが好きです。グミのシーンも好きです。話も面白かったです。あのお店美味しいのかなー。とか、講義室で果汁グミを食べるのとか、イメージがぶわあって出てきました。鮮やかな色付きの。
中でも特に、ぶわあって出たのは風呂場でシャンプーとリンスの説明をしている所!
ミホ風呂場のシャンプーとリンスを説明する系女子? いや、こういう状況だからなのか。でも、東堂くんは上の空で。うわあああ。いいなあ。このシーンってなりました。
曾根崎十三 投稿者 | 2024-07-30 10:45
ありがとうございます。
マンゴーの果汁グミとかないやろ、と思って書いたんですけど調べたらありました。ごめんマンゴーの果汁グミ……。
そうなんです。ミホは男の子に風呂を貸したことがないので丁寧に説明してあげてるんです。東堂くんももちろん女の子の家の風呂になんか入ったことない上に初体験のプレッシャーで心ここにあらずなわけです。ありがとうございます!